Last Updated on 2024-02-12 07:56 by admin
こんにちは。
画像生成AIが注目されていますが、そのなかでも有名なMidjourneyについてのニュースです。
やわらか要約
Midjourney社は、2024年のアメリカ大統領選の際に、ジョー・バイデンやドナルド・トランプのような政治家の画像をAIで作ることを禁止しようとしています。
AIで作られた写真が問題になっているのは、テイラー・スウィフトの写真を使った不適切な画像が出回っていたことなどが理由になっています。こうした画像は、インターネット上で悪いことに使われがちなんです。
Inflection AIという会社は、自分たちのチャットボットが政治家を支持しないようにしています。
Facebookの運営会社Metaは、AIで作られた投稿にはそれとわかるようにラベルをつける計画を立てています。そして、Microsoftが関わっているOpenAIは、AIで作った画像に特別な印をつけて、政治的な偽の情報(ディープフェイク)に対処しようとしています。
Midjourneyも、たとえばトランプが手錠をかけられているように見せかけた偽の写真など、問題がある画像には既に対策を講じています。しかし、政治の写真をAIで作ること全体を禁止すると、普通の人々や投票する人たちがこの決定について知らないままになる恐れがあります。
ゆっくり解説
Midjourneyは聞いたことがあるかもしれません。この前こちらでも・テイラー・スウィフトについてのニュースを取り上げ、とてもアクセスが増えましたが、そのようなディープフェイクが政治にも影響を及ぼしているようです。
そのための対策も講じられるようになり、いよいよAIと倫理のはざまで私たちは悩むことも増えるでしょう。
豆知識:ご存じかもしれませんが選挙のポスターの顔写真は大体ものすごく修正されています。これもいかがなものかと…
では、よいお昼を!