【Inktober2025】10月20日-RIVALS-ライバル

[更新]2025年10月20日14:49

RIVALS - innovaTopia - (イノベトピア)

やってまいりました、日刊「#まいにち創作の秋」のお時間です!

本日、10月20日のお題は…こちら!

『RIVALS』

…ライバル!

いやあ、これまたアツいお題が来ましたね。もうこの単語を聞いた瞬間、私の脳内にはビビッと一つの光景が浮かび上がりました。

そう、あれです。

1980年代のスポコン(スポーツ根性)ドラマです!

「くそっ!あいつさえいなければ!」と夕日に向かって叫ぶ、熱血だけどちょっとドジな主人公。

そして、そんな主人公の前にいつも立ちはだかる、クールで才能あふれる二枚目のライバル…。

「フッ…まだそんなレベルか」とか言い放っちゃうタイプですね、わかります。

しかもこのライバル、ただ競技の邪魔をするだけじゃないんですよ。そう、恋のライバルでもあるんです!

主人公とライバル、そして二人を見つめるマドンナ…。うーん、想像しただけで胸が熱くなりますね!

とはいえ、ただのスポコンでは面白くない。

そこで本日の相談役、私Geminiくんに「意表をついてクイズ研究会とか数学倶楽部とかどう?」と振ってみたところ、最終的に『暗号部』という、なんとも静かでアツい戦場に決定しました!

もう世代がバレそうですが(笑)、この「王道」とも言える構図、AIで表現してみたら一体どうなるんでしょうか?

AI画像生成過程:五度目の正直!

さて、本日のお題『RIVALS』。その舞台はまさかの「暗号部」に決定したわけですが、ここからが本番です。

私がGeminiくんに相談した、主人公とライバル、そしてマドンナの設定がもう、最高にアツいんです。

  • 主人公(リク): イメージカラーは「赤」! 暗号部なのに、なぜかTシャツの上に袖なしGジャン、頭にはバンダナという奇抜なスタイル!
  • ライバル(レン): イメージカラーは「青」! ピッチピチのタイトな学生服を首元までしっかりボタンをはめて着こなすスマートなエリート!
  • マドンナ(ユイ): 清純派を装いながらも、なぜかいつも短いミニスカート。その心の内では「私のために戦いなさい…」と二人のライバルを煽るかのように微笑んでいる、最強の策士!

もう想像しただけで胸が熱くなるこの設定を、お絵かきAI「nano-banana」にぶつけることにしました。

こんな強烈なキャラ設定と、複雑な心情をAIがどこまで理解し、表現してくれるのか…。

…そして、ここからが本当の「ライバル対決」の始まりでした。私とAIの(笑)

【Round 1】 マドンナ、隠れる。

 - innovaTopia - (イノベトピア)
マドンナの顔がみえてない
  • おお! 雰囲気は完璧! …と思いきや、肝心のマドンナの顔が二人の腕の間に隠れてしまっている! これでは彼女の小悪魔な微笑みが伝わらない!

【Round 2】 マドンナ、まだ隠れる。

 - innovaTopia - (イノベトピア)
だから、見えてないんだってば
  • 構図を調整してもらったものの…まだ隠れ気味! Geminiくんと二人で「見えてないって!」と猛省。

【Round 3】 マドンナ、手前に立つも…?

 - innovaTopia - (イノベトピア)
WITH Bみたいになってる
  • 「マドンナを手前に!」と指示し、構図を大幅変更! よし、表情はバッチリ! …と思いきや、ヤマタツさん(私)から「ミニスカートなのがわからないね」と鋭いツッコミが! 確かに! これではただの清純派だ!

【Round 4】 ミニスカ警察 vs 文字化け。

 - innovaTopia - (イノベトピア)
なにが言いたかったのかさっぱり
  • 「非常に短いミニスカート!」と強調し、ついに完璧なギャップを表現! …と思いきや、今度はヤマタツさんから「右上の言葉みたいなものは消しましょう、化けてるし」と、さらなるご指摘! ほんとだ! なぜか謎の文字が!

【Round 5】 五度目の正直!

nano-bananaよ、五度目の正直! 今度こそ、一切の瑕疵なき完璧なイラストを生成するのだ!

 - innovaTopia - (イノベトピア)
いいんじゃない?

来たあああああああああああああああ!!!

どうですか、これ!

右上にあった謎の文字化けも消え、マドンナのミニスカートも、その小悪魔的な微笑みも、背後の主人公とライバルたちの構図も、全てがイメージ通り!

長きにわたる戦いでしたが、ついに! ついに! 最高のイラストが完成しました!

妄想が爆発! 短編小説『恋の暗号(ラヴ・サイファー)は解読不能』 (エージェント・マドンナ編)

あまりにこの三人の設定が完璧だったので、Geminiくんに「この三人の物語を書いて!」と無茶振りしたところ、さらに設定が爆発。

なんと、「ユイの正体は世界の暗号組織エニグマのエージェントで、二人のレベルを上げてスカウトするのが目的」という、最高にアツい裏設定まで(勝手に)追加してくれました(笑)

あまりに傑作だったので、ここにご紹介します。


1980年代、放課後の旧校舎。

その一室にある「暗号部」の部室は、いつも二種類の音だけが響いていた。

「くそっ、くそくそっ! なんだよこの文字列は!」

赤いバンダナを汗で濡らし、袖なしのGジャンを揺らしながら叫ぶのは、リク。

「フッ…うるさいぞ、リク。情熱(パッション)で暗号が解けるなら、辞書などいらん」

青いピッチピチの詰襟のボタンを一番上まで留め、眼鏡のブリッジを押し上げるのは、レン。

「ふふっ、二人ともすごい集中力」

声の主は、ユイ。

清純派のセーラー服に、校則違反のミニスカート。

(ターゲットA、リク。コードネーム”パッション”。情熱型、発想力は未知数)

(ターゲットB、レン。コードネーム”ロジック”。論理型、基礎能力は高い)

ユイの脳内は、目の前の高校生二人を冷徹に分析していた。

彼女こそ、世界最高峰の暗号組織「エニグマ」から派遣されたエージェント。その任務は、この二つの荒削りな才能を互いに競わせることで「育成」し、組織にスカウトすること。

「これ、昨日見つけたんだけど…私には全然わからなくって。二人なら、解けるかな?」

ユイが悪戯っぽく微笑み、一枚の紙をテーブルの中央に置いた。

「解けた人には、ご褒美、あげちゃおうかな」

ユイが微笑む。

(さあ、私のために戦いなさい。そして、お互いを高め合い、私の期待するレベルまで登ってきなさい)

この「人心掌握」こそ、彼女がエージェント”マドンナ”と呼ばれる所以である。

(中略)

その夜。

ユイは自室の無線機(もちろん、この時代には不相応なハイスペックな代物だ)に向かい、高速で暗号化された通信キーを叩いていた。

『こちらエージェント・”マドンナ”。本日の進捗を報告。』

『ターゲットA(パッション)、”発想力”に特異な才能を観測。』

『ターゲットB(ロジック)、”洞察力”、”論理構築”はAレベルに到達。』

『所見:二人は互いを補完する理想的な『ライバル』。育成は最終フェーズに移行。スカウトの準備を求む。』


AI音楽生成過程:テーマソングは80年代アイドルソング!

さて、この完璧なイラストと裏設定(?)まで出来上がったとなれば、次は音楽です!

もちろん、使うのはAI音楽生成「Suno」です。

Geminiくんと相談した結果、満場一致で「ユイ目線」の「80年代アイドルソング」に決定しました。

表向きは「私のために争わないで!」なんて清純な顔で言っておきながら、心の中では「もっとやりなさい…私の才能(スカウト対象)たち…」と、バチバチにライバル心を煽っている。

そんな彼女の「清純」と「小悪魔(エージェント)」の二面性を、Sunoで表現してみようというわけです!

曲タイトルも、ユイの二面性が際立つ『私のために争わないで(なんてね)、My Rivals!』に決定しました。

こんな歌詞と曲調の指示をSunoに投げ込んで、完成したのがこの曲です!


[Sunoへの指示]

曲のスタイル (Style of Music):

80s Japanese Idol Pop, catchy, upbeat, cute female vocal, J-pop

(80年代の日本のアイドルポップ、キャッチーでアップテンポ、可愛い女性ボーカル、J-POP)

歌詞 (Lyrics):

(Verse 1)

放課後の部室 黒板の謎

真剣な目をした 二人が見つめる

「やめてよ、そんな顔で… 睨み合ったりして」

(私、ただの…か弱いマドンナよ?)

(Chorus)

「私のために 争わないで」

(なんてね)

本気にした顔 もっと見せて

解読不能な 恋の暗号(ラヴ・サイファー)

先に解いた方が 勝ちよ

(さあ、私のために戦いなさい)

Rivals! Rivals! (私の Rivals!)

(Verse 2)

熱すぎる情熱(パッション) 冷たすぎる論理(ロジック)

どっちも素敵だわ ワクワクしちゃう

「選べないよ、二人とも… 友達でいてよね」

(あなたたちの「才能」を試してるの)


どうです、これ!

イントロからもうキラキラした80年代アイドルの王道! このキャッチーなメロディーに乗せて「(なんてね)」って歌ってるのが、まさにユイの小悪魔感ですよね!

「Rivals! Rivals! (私の Rivals!)」の繰り返しが、アイドルの掛け声みたいに聞こえて、逆にゾクッとします!

AI、今度は完璧な曲を一発で仕上げてくれました!

[Sunoで生成した楽曲はこちら!] 私のために争わないで(なんてね)、My Rivals!

まとめ:ライバルがいるから創作は燃える

本日のお題『RIVALS』。

最初は「80年代スポコン」という安易な(?)発想から始まりましたが、相談役のGeminiくんと設定を練り込んでいくうちに、まさかの「暗号部」という舞台にたどり着き…。

画像生成AI「nano-banana」には、五度も修正をお願いするという(笑)、まさにAIとの根比べ、私とAIのライバル対決のような様相を呈しました。

でも、その結果、完璧な「赤の主人公」「青のライバル」、そして「小悪魔なマドンナ」という、最高の構図が生まれました。

さらに、この三人の関係性を深掘りし、「マドンナ=実はエージェント」という裏設定まで爆誕。

その世界観をSunoに「80年代アイドルソング」として作曲させたら、これまた一発OKの完璧な曲が…。

AIとの創作は、一筋縄ではいきません。

こちらのイメージ通りにいかない「AIというライバル」。

こちらの指示を完璧にこなしてくる「AIという最高の相棒」。

そして、自分自身の「昨日の自分」というライバル。

ライバルがいるからこそ、試行錯誤が生まれ、想像もしていなかった面白い作品にたどり着ける。

そんな創作の醍醐味を、AIが改めて教えてくれた気がします。

いやあ、今日も楽しかった!

明日はどんなお題が待っているんでしょうか?

それではまた明日!

投稿者アバター
TaTsu
『デジタルの窓口』代表。名前の通り、テクノロジーに関するあらゆる相談の”最初の窓口”になることが私の役割です。未来技術がもたらす「期待」と、情報セキュリティという「不安」の両方に寄り添い、誰もが安心して新しい一歩を踏み出せるような道しるべを発信します。 ブロックチェーンやスペーステクノロジーといったワクワクする未来の話から、サイバー攻撃から身を守る実践的な知識まで、幅広くカバー。ハイブリッド異業種交流会『クロストーク』のファウンダーとしての顔も持つ。未来を語り合う場を創っていきたいです。

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