AI動画生成プラットフォーム「Pika 2.0」の主要ポイント
■発表日時・場所
- 2024年12月13日発表
- 開発企業:Pika Labs(本社:カリフォルニア州パロアルト)
■企業情報
- 創業者:Demi Guo、Chenlin Meng(スタンフォード大学AI研究者出身)
- 総投資額:1億3500万ドル(Series Bで8000万ドル調達)
- 企業価値:2億〜3億ドル
■ユーザー数と実績
- 総ユーザー数:1,100万人以上
- Pika 1.5リリース後1ヶ月で500万人が新規参加
- プラットフォーム上の動画総視聴回数:20億回以上
■採用企業
- Balenciaga
- Fenty
- Vogue
- Thirty Seconds to Mars(Jared Letoのバンド)
from:Pika 2.0 launches in wake of Sora, integrating your own characters, objects, scenes in new AI videos
【編集部解説】
Pika 2.0は、AI動画生成の民主化において重要な一歩を示しています。特筆すべきは、「Scene Ingredients」機能の導入により、ユーザーが独自の要素を動画に組み込めるようになった点です。
この技術革新は、従来のAI動画生成が抱えていた柔軟性の制限を大きく改善しています。例えば、ユーザーが写真をアップロードし、その人物やオブジェクトを自由に動かせるようになりました。
特に注目すべきは、OpenAIのSoraがプロフェッショナル向けを目指す中、Pikaは個人クリエイターやブランドのソーシャルメディアコンテンツ制作に焦点を当てている点です。
主要機能「Scene Ingredients」の使い方
- 写真やイメージをアップロード
- AIが自動的に要素を認識
- テキストプロンプトで動作や状況を指定
- 自然な動きを持つ動画が生成
価格設定
- 複数のサブスクリプションプランを提供
- 基本機能は無料で利用可能