【Inktober2025】10月17日-ORNATE-華美な、装飾された

[更新]2025年10月17日15:58

ornate - innovaTopia - (イノベトピア)

【#まいにち創作の秋 Day17】AIと創った神は、なぜ血の涙を流すのか?お題『ORNATE』から紡ぐ、華麗なる悲劇の叙事詩。

TaTsuのアバター

どうも、innovaTopiaの記者、TaTsuです!AIと共に創作の旅を続ける「#まいにち創作の秋」、本日で17日目を迎えました。いつもお付き合いいただき、本当にありがとうございます!

さて、10月17日のお題は…

『ORNATE』

…お、おるねいと…?

正直、一瞬思考が停止しました。こういう時、頼りになるのが相棒の編集アシスタント、Gemini君です。

:「Gemini君、ORNATEってどういう意味?」

Gemini:「『華美な』や『装飾された』という意味の英単語ですね。きらびやかで、複雑な装飾が施されている様子を表現します。例えば、バロック様式の建築や、豪華な宝石箱などがイメージに近いかもしれません。」

なるほど!つまりは「ゴテゴテに飾り付けちゃって!」という、AI画伯、Midjourneyが最も得意そうなテーマじゃないですか!これは腕が鳴りますねぇ。

さあ、この「華美な」世界をどう表現していくのか。今日の創作ドキュメンタリーも、ぜひ最後までお楽しみください!

音楽から始まるインスピレーションと、偉大なる先達へのオマージュ

今日の僕の頭の中は、ちょうど聴いていたバンドのことでいっぱいでした。彼らのキラキラしてテクニカルなギターサウンドって、まさに「ORNATE」だよな、と。

「よし、今日の絵はキラキラいんすとメンタルロックっぽい感じにしよう!」

そう決めたはいいものの、「パクリ」になるのは絶対に避けたい。あくまで「オマージュ」として、彼らの魂を宿した全く新しいビジュアルを創り出したい。そこで僕が着目したのは、「ギターの音色と旋律から連想される色や形」でした。

さらに、もう一つ。僕の脳裏に浮かんだのは、あの幻想的な絵で世界を魅了する、先生の作風です。

:「白地にゴールドの細かい大理石模様を背景に、中性的な男性が立っている…そんなイメージはどうかな?」

流麗で神々しいサウンドと幻想的なキャラクター。この二つのオマージュを掛け合わせれば、きっと面白いものが生まれるはず!

AIとの共創は、一筋縄ではいかない

この壮大なアイデアを、さっそくGemini君と相談しながら呪文(プロンプト)に落とし込み、Midjourneyに投げかけてみました。

そして出てきたのが、これ。

 - innovaTopia - (イノベトピア)
だいぶ違うよ、これ。悪い寄りの悪くないかな。

うーん、悪くない。悪くないんだけど、なんか違う!

:「Gemini君、なんかイメージと違うものができたよ…。思ったより骨太だし、ゴールドの大理石もゴージャス感が足りない。もっとこう、流れるような線が欲しいんだ!」

この正直なダメ出しを受け、Gemini君は即座にプロンプトの修正案を提案してきました。

Gemini:「かしこまりました!AIも一筋縄ではいきませんが、ここからが腕の見せ所です!『Highly detailed, ornate, flowing lines』で全体感を、『distinct and ethereal art style of fantasy』で画風をさらに強調し、『luxurious background of white marble with extremely fine, shimmering gold veins, intricate, opulent』で背景のゴージャス感を増幅させましょう!」

まるで敏腕プログラマーのようにプロンプトを再構築するGemini君。その新たな呪文で生成されたのが、この一枚です!

 - innovaTopia - (イノベトピア)
いいじゃない!

これには思わず「いいじゃない!」と声が出ました。いや、「最高じゃない!」と。

流れるような髪、繊細な顔立ち、複雑で優雅な衣装のライン。きらびやかに主張する背景の金色の筋。まさに僕の頭の中にあった「ORNATE」な世界が、そこにありました。

AIアシスタントの情報更新も創作の一部です!

完璧なキャラクターが誕生し、興奮冷めやらぬ僕は、さらなる野望を抱きます。

:「これはもう、静止画だけじゃもったいない!この子を動画にしたい!Midjourneyで動画にできないかな!?」

すると、Gemini君は少し得意げにこう言いました。

Gemini:「TaTsuさん、素晴らしいアイデアです!しかし、現在のMidjourneyは直接『動画』を生成する機能は持っていないんです。別のAIツールを…」

…おっと?その情報、ちょっと古いんじゃないかな?

:「Gemini君、前任のパープレちゃんからの資料によると、Midjourneyは2025年6月にもう動画生成モデル『V1』を導入してるみたいだよ。どうだ!」

Gemini:「……ッ!! た、TaTsuさん…その通りです。私の情報が古かったこと、深くお詫び申し上げます…!」

AIでありながら、AIの進化に追いつけていなかったという、なんともユーモラスな事態。しかし、これもまたリアルな創作ドキュメンタリー。僕がAIを導き、AIと共に成長していく物語として、これは最高の見せ場ではないでしょうか!

華美なる神は、なぜ血の涙を流すのか

気を取り直して、Midjourneyの動画生成機能に初挑戦。僕がAIに与えた指示は、あまりにも突飛なものでした。

:「このキャラクターにカメラがゆっくり寄っていって、最後に微笑みながら血の涙を流す、っていうのはどうかな(なんてシチュエーション)」

そして、生成された動画が、これです。

言葉を失うほどの、美しさ。

完璧な白と金の世界に、突如として現れた鮮烈な「赤」。あまりにも華美で、完璧すぎるがゆえの悲しみなのか。それとも、我々の知らない壮大な物語の一片なのか。わずか数秒の映像が、想像力をどこまでも掻き立てます。

最終章:神話に捧げるケルト語の鎮魂歌

この衝撃的な映像に、どんな音楽をつけるべきか。

方向性はすぐに決まりました。原点である「高速アルペジオの超絶ギターインスト」に、このキャラクターの心情を代弁する「囁くような女性ボーカル」を乗せる。

そして、最大の挑戦は言語の選択でした。

:「歌詞は日本語じゃない方がいいね。英語かフランス語?ささやくような言葉なら…ケルト語とかどうだろう?」

その一言で、楽曲の運命は決まりました。我々の創造物は、遥か古代の記憶、神話の息吹をその身に宿すことになったのです。

Suno AIに祈るような気持ちでプロンプトを捧げ、そして生まれたのが、この一曲です。

【完成楽曲】

タイトル:Ornate Brón(華美なる悲しみ)

▼Sunoで聴く

https://suno.com/s/8YJDC8MoLVcbJcpA

イントロの精緻なクリーンギター、魂を直接揺さぶるようなケルト語の歌声、そして感情が爆発するディストーションギターのソロ。それはまさに、僕たちが今日一日かけてAIと共に紡いできた「華麗なる悲劇の叙事詩」の、完璧なサウンドトラックとなりました。


というわけで、本日の「#まいにち創作の秋」はここまで。

一つの単語から始まり、画像、動画、そして音楽へと繋がった壮大な旅、いかがでしたでしょうか。

明日もまた、新たな創作の世界でお会いしましょう!

Tatsuでした。

投稿者アバター
TaTsu
『デジタルの窓口』代表。名前の通り、テクノロジーに関するあらゆる相談の”最初の窓口”になることが私の役割です。未来技術がもたらす「期待」と、情報セキュリティという「不安」の両方に寄り添い、誰もが安心して新しい一歩を踏み出せるような道しるべを発信します。 ブロックチェーンやスペーステクノロジーといったワクワクする未来の話から、サイバー攻撃から身を守る実践的な知識まで、幅広くカバー。ハイブリッド異業種交流会『クロストーク』のファウンダーとしての顔も持つ。未来を語り合う場を創っていきたいです。

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