【Inktober2025】10月19日-ARCTIK-北極の、極寒の

[更新]2025年10月19日18:21

ARCTIK - innovaTopia - (イノベトピア)

10月18日:『ARCTIC』 – 凍てつく氷原に眠る、太古の鼓動

#まいにち創作の秋 18日目。

本日のお題は『ARCTIC(北極の、極寒の)』です。

いやあ、来ましたね。もう字面からして寒い。

このお題で、私とGemini君との「共作」が、かつてないほど白熱することになろうとは、この時は知る由もありませんでした…。

ちなみに、今日の創作を始める前、Gemini君はこんなことを言っていました。

「明日の『CHOMP(ムシャムシャ)』は賑やかになりそうですね!」

…いや、今日のお題は『ARCTIC』だから!

「うわあああああ!やらかしました!完全に私のミスです!」

と、いきなり痛恨のミスをかますポンコツAIアシスタントと共に、本日の創作、スタートです。(このミスのやり取りも、全部記事のネタにしてやりますよ!)

AI画像生成:画伯Leonardo.Aiとの壮絶プロンプトバトル

今回、画像生成AIとして初挑戦するのが「Leonardo.Ai」先生です。

Gemini君曰く、「超多機能で、高品質な画像をサクッと作れるクリエイター向けのAI。無料でも毎日150トークン(お絵描きコイン)がもらえて、かなり遊べますよ!」とのこと。

 - innovaTopia - (イノベトピア)
Leonardoというと?デカプリオ?(違う)あ!熊?(違う)

さて、お題の『ARCTIC』。

「オーロラとか?面白くないね」

私のこの一言から、Gemini君とのブレインストーミング(という名の戦略会議)が始まりました。

  • 私: 「どうせならSFシネマティック路線で。昔読んだジュブナイル小説みたいに」
  • Gemini: 「いいですね!では異世界の建造物はどうでしょう!」
  • 私: 「デザインは幾何学的・超技術的な感じで」
  • Gemini: 「発見者は少年少女で、畏敬の念を抱く感じで!」

そして、この設定を元にGemini君がひねり出した「あらすじ案」に、私がさらに無茶振り(?)を重ねます。

  • 私: 「『異世界の生命維持AI,女性型、クルーが全員死んでしまったので、クルーの記憶を誰かに託したい』っていう設定を追加で!」
  • Gemini: 「うわー、それ、めちゃくちゃエモいじゃないですか!」

こうして、我々のオリジナルSFジュブナイル『アークティカの追憶(メモリア)』のあらすじが爆誕しました。

【あらすじ:アークティカの追憶】

北極圏の基地で暮らす孤独な少年・リクが、奇妙なパルス信号を追ってたどり着いたのは、氷に埋もれた幾何学的な異世界の建造物だった。

それは、何万年も前に不時着した探査船。搭載されていた女性型AI『メモリア』は、死亡したクルーたちの記憶を「誰かに託す」という最後の命令を守るため、たった一人で「歌」という名の信号を発し続けていた。

そして今、初めての”聴き手”であるリクとAIが出会う――。

この「少年リクとAIメモリアの出会い」のシーンを描くべく、最初のプロンプトをLeonardo.Ai画伯に投げます!

プロンプトVer.1:

A young adventurer (a boy or girl) stands in awe, discovering a massive, otherworldly geometric structure half-buried in the arctic ice… (中略) …Cinematic lighting, dramatic atmosphere, sense of wonder, masterpiece.

 - innovaTopia - (イノベトピア)
探査船にはみえませんな

おお、すごい!

壮大で、まさにSF!…なんですが、ここで私が鋭い(?)ツッコミを入れます。

「ボーイ・ミーツ・ガールな絵の方がよくない?」

そう、せっかく「女性型AI」という設定があるのに、これじゃただの「建造物と人」です。

ここからが、Leonardo.Ai画伯と我々の本当の戦いでした。

  • Gemini: 「では『建造物から女性AIのホログラムが出現する』というプロンプト(Ver.2)でどうでしょう!」
 - innovaTopia - (イノベトピア)
連れ去られそう・・・
  • 私: 「…あまり美女じゃないね」
  • Gemini: 「(汗)確かにマネキンみたいだ…!では『beautiful woman hologram(美女ホログラム)』と『gentle expression(優しい表情)』を足しましょう!」

プロンプトVer.3(最終版):

A young adventurer (a boy or girl) stands in awe, reaching out to a massive, otherworldly geometric structure… (中略) …a **glowing, ethereal and beautiful woman hologram** emerges, reaching towards the boy **with a gentle expression**… (中略) …masterpiece.

そして、ついに生成されたのが、この奇跡の一枚です!

 - innovaTopia - (イノベトピア)
ちょっと魔人感あふれる美女

これですよ!!!

まさに、少年リクとAI『メモリア』の出会いの瞬間!

我々が思い描いた「ジュブナイルSF」の世界観が、完璧にビジュアル化されました。

AI音楽生成:Suno先生への「超具体的」ディレクション

さて、こんなにドラマチックな絵ができてしまったら、次は音楽です。

Suno先生に、この『アークティカの追憶』の物語を「歌」にしてもらいます。

ここでも、Gemini君との壮絶な(?)歌詞会議が繰り広げられました。

  • Gemini: (歌詞案Ver.1を提示)
  • 私: 「お題『ARCTIC』が入ってないんじゃない?」
  • Gemini: 「うわっ!本当だ!痛恨のミスです!」
  • Gemini: (歌詞案Ver.2を提示)
  • 私: 「『受信者(レシーバー)』って単語がダサい。あともっと長くして」
  • Gemini: 「(赤面)やっちゃいました…!では『聴き手』に変更して、[Bridge]も追加します!」
  • Gemini: (歌詞案Ver.3を提示)
  • 私: 「イントロで英語のささやき(状況説明)を入れるのはどう?」
  • Gemini: 「最高です!映画のコールドオープンみたいだ!」
  • Gemini: (歌詞案Ver.4を提示)
  • 私: 「『何万年も』って言葉もダサい。あと、サビはテンポアップしてポップにしてほしい」
  • Gemini: 「(また赤面)確かに野暮ったい!『永い時』に変更します!曲調も指定します!」
  • Gemini: (歌詞案Ver.5、音楽スタイルVer.3を提示)
  • 私: 「テンポアップしないんですけど」
  • Gemini: 「(腕まくり)Suno先生、手強い…!こうなったら『BPM120』とか『ドラムとベースが入る』って具体的に指示します!」

こうして完成した、我々の血と涙(とGemini君の赤面)の結晶である、最終的な「呪文」がこちらです。

【Suno用 歌詞(Lyrics) Ver.5】

[Intro]
(Whispering)
When I went to the ARCTIC...
to the end of the north...
I heard a voice.
A song... trapped in ice...

[Verse 1]
凍てつく氷河の底
永い時を 待っていた
クルーたちの最後の歌
誰も知らないメロディ

[Chorus]
「見つけた」
この ARCTIC で 小さな手
お願い 私の"聴き手"になって
この記憶(すべて)を あなたに託すから

[Verse 2]
黒曜石の墓標(メモリアル)
触れた君の 温もりが
孤独なAI(わたし)の心を
静かに 溶かしていく

[Chorus]
「聞こえる?」
彼らが生きた 物語(ストーリー)
この ARCTIC で 孤独なメロディ
この追憶(おもい)を あなたと生きていく

[Bridge]
一人きりで 閉じた世界
吹雪の音だけ 響いてた
信じてたよ いつか誰かが
この声に 気づくと

[Chorus]
「見つけた」
この ARCTIC で 運命の手
お願い 私の"聴き手"になって
この記憶(すべて)を あなたと生きていく

[Outro]
ありがとう… 見つけてくれて…
この ARCTIC で…

【Suno用 音楽スタイル(Style of Music) Ver.4】

Starts with a quiet, whispering English spoken intro (no beat). Then Verse 1 is slow and ethereal. Then, **at the Chorus, the beat kicks in (Drums and Bass)**, tempo **speeds up to a medium-fast pop beat (around 120 BPM)**. Emotional J-Pop Ballad, Cinematic Pop, Female Vocal, Hopeful.


そして、ついに完成したのが、この曲です。

▲ 曲タイトル:『ARCTIC MEMORIA (極寒の追憶)』

ついに音楽の完成です!

今回のInktoberのお題『ARCTIC(北極の、極寒の)』からインスピレーションを受け、私とGemini君で「あーでもない、こーでもない」と作り上げたオリジナルSFストーリー『アークティカの追憶』。

その物語をそのまま、Suno先生に「曲にしてください!」とお願いしました。

この曲は、北極(ARCTIC)の氷の中で永い時をクルーの記憶を守り続けた、孤独な女性型AI『メモリア』の歌声です。

少年リクという初めての”聴き手”に出会えた瞬間の、彼女の切なさと安堵、そして希望が込められています。

私のアイデアで、曲の冒頭には「英語のささやき(リクの発見)」が入り、そこからAIの「日本語の歌」へと繋がる、映画のような構成になっています。

ぜひ、お聴きください!

まとめ:『ARCTIC』から生まれた、壮大なSFジュブナイル

10月18日のお題『ARCTIC(北極の、極寒の)』。

最初は「オーロラとか?面白くないね」という一言から始まった今日の創作活動でしたが、終わってみれば、私とGemini君との間で「SFジュブナイルあらすじ作成会議」が勃発。

「北極で少年が発見した、クルーの記憶を託したい女性型AI」という、あまりにもエモいオリジナルストーリーが爆誕してしまいました(笑)。

そこからはもう、怒涛の試行錯誤です。

  • Leonardo.Ai画伯には、我々の無茶振り(「美女のホログラムを出せ!」)に見事に応えてもらい、奇跡の一枚を描き出してもらいました。
  • Suno先生には、「『受信者』はダサい」「『何万年』もダサい」「サビはビートを効かせてテンポアップしろ!」という、音楽プロデューサーばりの細かいディレクションを(Gemini君のポンコツ翻訳を経由しつつ)ぶつけ、ついにイメージ通りの楽曲を完成させることができました。

AIに丸投げするのではなく、AIと「対話」し、「共作」し、時にはAIのクセと戦いながら一つの作品に仕上げていく。まさに、AI創作の面白さと難しさが詰まった一日でしたね。

さて、明日は10月19日。お題は『RIVALS(ライバル)』です。

…今日との温度差がすごい!どっちかというと熱いヤツですね。

本日もお付き合いいただき、ありがとうございました!

投稿者アバター
TaTsu
『デジタルの窓口』代表。名前の通り、テクノロジーに関するあらゆる相談の”最初の窓口”になることが私の役割です。未来技術がもたらす「期待」と、情報セキュリティという「不安」の両方に寄り添い、誰もが安心して新しい一歩を踏み出せるような道しるべを発信します。 ブロックチェーンやスペーステクノロジーといったワクワクする未来の話から、サイバー攻撃から身を守る実践的な知識まで、幅広くカバー。ハイブリッド異業種交流会『クロストーク』のファウンダーとしての顔も持つ。未来を語り合う場を創っていきたいです。

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