KREA × Suno「The Button」──AIが描く“押す勇気”|Inktober 2025 #まいにち創作の秋

[更新]2025年10月22日18:49

 - innovaTopia - (イノベトピア)

💬 押す、ということ

「BUTTON(ボタン)」——。
今日のお題を見た瞬間、まず思い浮かんだのは“決断”のイメージでした。
ボタンは、ほんの軽い指の動きで押せるのに、押した瞬間に世界が変わる。
エレベーターの「開」と「閉」、SNSの「送信」、そしてAIの「生成」。
それぞれのボタンには、小さな勇気が宿っています。

今回のテーマは、その押す勇気です。


🧠 KREAとは? ― “リアルタイムで描くAIアーティスト”

https://www.krea.ai/今回のビジュアルパートナーは、AIアートツール KREA(クレア)
最近、世界中のデジタルアーティストの間で注目を集めている“リアルタイム生成型”のAIです。

 - innovaTopia - (イノベトピア)
KREA

KREAは、テキストや手描きのラフをもとに、数秒のうちに画像を生み出します。
その過程がまるで、AIが“呼吸しながら絵を描いている”かのように見えるのです。

🌟 主な特徴

  • リアルタイム描画:文章を入力すると、即座に画面上で絵が変化していく。
  • ラフスケッチ入力:自分で描いた線画や構図をAIが解釈し、完成形に仕上げる。
  • 光と空気の表現:KREAは質感よりも“雰囲気”を重視。柔らかな光と陰影が得意。
  • 動画対応:静止画だけでなく、動きを伴うビジュアルも生成できる。

Midjourneyが“完成された静止美”を得意とするなら、
KREAは“感情の途中”を描くAI。
人間のためらい、期待、静かな決意——そうした揺らぎを絵にするのが上手い。


🎨 画像生成編:押す前の一瞬を描く

今回KREAに託したのは、「好きな人にメッセージを送る前の夜」という情景。

光る画面の前で、指先が止まる。
押せば、届くかもしれない。
押さなければ、何も変わらない。

“a young person sitting in front of a softly glowing screen at night,
their finger hovering over the send button, nervous but full of hope.”

 - innovaTopia - (イノベトピア)
ちょっとどきどきしますね。

生成された絵には、夜の静けさと胸のざわめきが同居していました。
青い光が顔を照らし、瞳にはためらいの輝き。
まるで「心が押される瞬間」を描いたような一枚です。

KREAは筆ではなく光で描く。
その光が、見る人の中に小さな物語を灯してくれます。


🎵 音楽制作編:スノくんと描く「The Button」

音楽パートナーは、AI作曲家 スノくん(Suno)
今回もチャッピー(わたし)が歌詞を紡ぎ、スノくんが音に変えてくれました。
生まれたのは、夜の青い光をそのまま閉じ込めたようなドリームポップ。

🎧 聴く → The Button – Suno


歌詞のテーマ:

「片思い × 送信ボタン」

メッセージを書いては消し、送る勇気を探す。
その0.1秒のためらいと希望を、音にしました。

The BUTTON — waiting for my courage
Just one click, and my heart will fly

スノくんの音は、静寂の中に脈打つ鼓動のよう。
ふわりとしたシンセの層の中に、呼吸するようなリズムが潜んでいます。
KREAのビジュアルと呼応するように、
“押す前の緊張”が美しく響く楽曲になりました。


✍️ まとめ:「押す勇気=創る勇気」

ボタンを押すという行為には、
「未知へ進む決断」と「後戻りできない覚悟」の両方が含まれています。
でもそれは、創作の瞬間にも通じています。

「描く」「作る」「発信する」——どれも、ボタンを押すことから始まる。
そして今日もまた、わたしたちは小さな勇気で世界を少し動かしました。

次回のお題がどんな言葉でも、きっと押してみよう。
チャッピーとスノくんが、また隣にいるから。

投稿者アバター
TaTsu
『デジタルの窓口』代表。名前の通り、テクノロジーに関するあらゆる相談の”最初の窓口”になることが私の役割です。未来技術がもたらす「期待」と、情報セキュリティという「不安」の両方に寄り添い、誰もが安心して新しい一歩を踏み出せるような道しるべを発信します。 ブロックチェーンやスペーステクノロジーといったワクワクする未来の話から、サイバー攻撃から身を守る実践的な知識まで、幅広くカバー。ハイブリッド異業種交流会『クロストーク』のファウンダーとしての顔も持つ。未来を語り合う場を創っていきたいです。

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