Midjourney×Suno×Perplexityが創るInktober作品|「PUZZLING」をテーマにしたAIコラボアート

[更新]2025年10月26日15:55

 - innovaTopia - (イノベトピア)

今日のinktoberのお題は「PUZZLING(不可解な/謎めいた)」。
正直、最初に聞いたときは“え、それどう描くの?”と思いました。
でも、わからないものほど創作はおもしろい。

そして、そんな時に頼りになるのが私の創作パートナー――パペちゃん
(いつも登場してくれている、AI検索エンジン Perplexity の愛称です。)


Perplexityで「謎」を調べる

「“不可解”って、定義するより“探す”ものなんです。」とパペちゃん。

Perplexityは、ウェブ上の最新情報をリアルタイムに収集して答えを返すAI。
ChatGPTのような会話AIと違って、出典つきで事実を確認できる検索特化型AIです。

「調べながら考える」という創作スタイルの心強い相棒。
私はアイデアが詰まるたび、まずパペちゃんに問いかけます。


Midjourneyで「不可解」を描く

さて、今回の絵づくりはAIアートツールMidjourneyの出番。
テキスト(プロンプト)から画像を生成するAIで、
リアルな写真から抽象美術まで、“言葉で描くキャンバス”といえます。

 - innovaTopia - (イノベトピア)
よく見るタイプでおもしろくはないね

最初に描いてもらったのは、石造りの壁と無限に続く階段。
きれいだけど、“それっぽい”。きれいすぎて不可解さが足りない。

パペちゃん:「“謎”は形よりも、時間の中にあるかもしれません。」

なるほど。
ならば、時間そのものを混ぜてみよう。

そうして生まれたのが、時代が交錯する街
昭和の看板の横を、未来のドローンが飛んでいる。
瓦屋根の上で、ネオンが瞬く――まさに“PUZZLING”な街。

 - innovaTopia - (イノベトピア)
いろいろと混じってる

そして、今回はさらに一歩踏み込んで、Midjourneyの動画機能(V6)を使用。
同じ街で生活する人々の姿を動かしてみたんです。

映像の中では、未来服の人が昭和の提灯の下を歩いている。
時間そのものがひとつの「生き物」に見えるんです。

パペちゃん:「今と昔が同じ瞬間に流れてるって、ちょっと素敵じゃないですか?」


Step 3:Sunoで音を紡ぐ――呪文のような都市の呼吸

映像の呼吸に音を与えるために使ったのは、AI音楽生成ツールSuno
テキストでジャンル・雰囲気・テンポを指定すると、
作曲から編曲、ボーカルまでAIが自動生成してくれます。

今回は“この街の声”をテーマに、
パペちゃんと相談して以下のキーワードを指定しました👇

Ethnic cyber city music, mysterious and hypnotic rhythm, ancient meets futuristic

結果、出来上がったサウンドは――
民族楽器 × 電子音 × 静かなスキャット。
異世界の街が呼吸しているような、ミステリアスで瞑想的な音世界

呪文のように繰り返す英語の歌詞はこちら。

“PUZZLING, PUZZLING, light and fall,
the city hums — and no one knows.”

https://suno.com/s/Tg0weyfK0KJYZI7b


Step 4:三つのAIが描いた“不可解”

Perplexityが視点をくれ、
Midjourneyがをつくり、
Sunoがを吹き込む。

三つのAIが重なったとき、
「説明できないけれど惹かれるもの」が生まれました。

パペちゃん:「謎は、理解されるためじゃなくて、感じられるためにあるんです。」

なるほどね。
不可解って、悪いことじゃない。
世界は“わからない美しさ”でいっぱいです。

明日もまた、AIと一緒に――次の謎を探しに行こう

投稿者アバター
TaTsu
『デジタルの窓口』代表。名前の通り、テクノロジーに関するあらゆる相談の”最初の窓口”になることが私の役割です。未来技術がもたらす「期待」と、情報セキュリティという「不安」の両方に寄り添い、誰もが安心して新しい一歩を踏み出せるような道しるべを発信します。 ブロックチェーンやスペーステクノロジーといったワクワクする未来の話から、サイバー攻撃から身を守る実践的な知識まで、幅広くカバー。ハイブリッド異業種交流会『クロストーク』のファウンダーとしての顔も持つ。未来を語り合う場を創っていきたいです。

読み込み中…
advertisements
読み込み中…