Last Updated on 2025-07-16 18:19 by 清水巧
シリコンバレーのスタートアップ企業Nexa AIが開発した大規模言語モデル「Octopus」シリーズの最新版「Octopus V3」が、VR/ARエクスペリエンスの向上に貢献することが期待されています。
Nexa aiのCEO、Wei Chen氏のポストによると
https://twitter.com/alexchen4ai/status/1784993390851186714Nexa AI の Octopus モデルが VR/AR エクスペリエンスを強化し、VR デバイス上で直接実行できることを誇らしくお見せします。Meta Quest 2 の以下のデモをご覧ください。 ハイライト:
互換性: Meta Quest 2 などの VR ヘッドセットでスムーズに操作できます。
オフライン機能: Octopus は完全にデバイス上で実行されるため、インターネット接続の必要がありません。
高速推論: 超高速かつ効率的なパフォーマンスを実現します。
自動化: ワークフローを合理化し、VR/AR インタラクションを強化します。 最新情報はhttp://nexa4ai.comでご確認ください。私たちは、高速、安全、エネルギー効率に優れた AI で数十億台のデバイスを強化しています。
【編集者追記】あれ?
X内の動画、最初に見たときは気づかなかったけど、東京駅じゃない?これ?
日本になにか思い入れがあるのかな?だとするとなおさらプロジェクトから目が離せません。
Octopus V3は、自然言語、視覚、音声など様々なタイプのデータを処理・学習できるマルチモーダル対応のオンデバイスAIエージェントです。モデルサイズを10億パラメータ未満に最適化することで、Meta Quest 2をはじめとするVRヘッドセット上で直接動作可能となりました。
Nexa AIが公開したMeta Quest 2でのデモ動画では、以下のようなOctopus V3の特長が紹介されています。
- 互換性: Meta Quest 2などのVRヘッドセットでスムーズに操作できる
- オフライン機能: インターネット接続なしで完全にデバイス上で実行される
- 高速推論: 超高速かつ効率的なパフォーマンスを実現
- 自動化: ワークフローを合理化し、VR/ARインタラクションを強化
Octopus V3は、プライバシーを重視し、効率性を追求したテクノロジーとのインタラクションを可能にします。没入感の高いVR/AR体験の実現に向けて、大きな一歩となるでしょう。
Nexa AIは「Octopus V4」の開発も進めているとのことで、今後のさらなる進化に期待が高まります。オンデバイスで動作する高度なAIエージェントが、VR/ARの新たな可能性を切り拓いていくことになりそうです。
【関連記事】
Nexa AI、マルチモーダル対応のオンデバイスAIエージェント「Octopus V3」を発表
Nexa AI: オンデバイスAIエージェントを高速かつ効率的に実現か?
【参考リンク】
Nexa AIオフィシャルサイト(外部)