ソフトバンクが大盤振る舞い!6月19日よりPerplexityが1年間無料に。せっかくなので登録してみた。

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Last Updated on 2024-07-08 08:34 by admin

2024年6月19日、ソフトバンクグループが画期的なキャンペーンを開始しました。

ソフトバンクワイモバイルLINEMOの3ブランドのユーザーを対象に、AI検索エンジン「Perplexity」の有料版「Perplexity Pro」を1年間無料で提供するというものです。

私はすでにライティング用に「Perplexity Pro」を使用しているのですが、ドコモとワイモバイルの2台持ちなので、せっかくの機会にワイモバイル回線で、早速登録してみました。その過程をお伝えしたいと思います。

Perplexity AIとは

まず、Perplexity AIについて簡単に説明しておきましょう。Perplexity AI(パープレキシティ・エーアイ)は、元Google AI研究者らによって提供されるAIアシスタントです

最新のAI技術を駆使した次世代の検索エンジンで、従来の検索エンジンとは異なり、ユーザーの質問に対して自然な対話形式で回答を提供します。Perplexity AIの主な特徴は以下の通りです:

  1. 高精度な回答: インターネット上の最新情報を基に、精度の高い回答を提供します。
  2. 情報源の明示: 回答と共に情報源が表示され、信頼性を確認できます。
  3. 複数のAIモデル: GPT-4、Claude-3、Sonar Large (LLaMa 3)など、複数のAIモデルを選択可能です。
  4. 無制限のクイック検索: 簡単な質問や素早い情報確認に最適です。
  5. 1日600回のPro検索: より深い調査や複雑な質問に対応します。
  6. 画像生成機能: AIによる画像生成も可能です
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GPT 4Claude 3Sonar Large LLaMa 3など複数のAIモデルを選択可能

Perplexity Proの特徴

今回のキャンペーンで無料提供されるPerplexity Proは、無料版の機能に加えて、以下のような高度な機能を提供します:

  • AIモデルの選択: GPT-4o、Claude-3、など、最新のAIモデルを選択可能
  • 拡張された検索機能: Copilot搭載のProサーチを1日300回、他の上級モデルと合わせて合計600回まで利用可能
  • 無制限のファイルアップロード: ドキュメントや画像などのファイルを制限なくアップロードして分析可能
  • 高度な画像生成: Stable Diffusion XLやDALL-Eなどを使用した高品質な画像生成
  • APIアクセス: 月額5ドル相当のAPIクレジットを付与
  • 専門的なサポート: チャットベースのツールによるサポート

キャンペーンの概要

ソフトバンクグループによるこのキャンペーンの詳細は以下の通りです:

  • 対象ユーザー: ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの3ブランドのユーザー
  • 期間: 2024年6月19日〜2025年6月18日
  • 通常価格:
    • Android OS版: 月額2,950円 / 年額29,500円
    • iOS版: 月額3,000円 / 年額30,000円
    • WEB版: 月額20米ドル(約3,000円) / 年額200米ドル(約30,000円)
  • 申し込み開始: 2024年6月19日午前9時から

Perplexity Proの登録方法

せっかくの機会なので、早速Perplexity Proに登録してみました。以下、その手順を詳しく説明します。

1. 特設サイトへのアクセス

まず、ソフトバンクの公式ウェブサイト(ワイモバイル、LINEMOの方はそれぞれのサイト)にアクセスし、「Perplexity Pro 1年間無料キャンペーン」のページを探しました。キャンペーンページは非常に分かりやすく設計されており、すぐに見つけることができました

2. 申し込みフォームの入力

キャンペーンページの「今すぐ申し込む」ボタンをクリックすると、申し込みフォームが表示されました。ここで、ソフトバンク(ワイモバイル・LINEMO、以下略)のIDでログインする必要がありました。Wifiをオフにして回線でモバイル通信を使用してログインする方法もあります。

3. 必要事項の記入

ログイン後、キャンペーンの概要や注意事項を慎重に読み、理解したうえで、フォームにメールアドレスなどの必要事項を記入します。個人情報の取り扱いには十分注意を払いましょう。

4. 確認メールの受信

フォームに記入したメールアドレスに、申し込みフォームのURLが記載されたメールが届きました。このリンクをクリックして、次のステップに進みます。

5. Perplexityアカウントの作成

申し込みフォームにアクセスすると、Perplexityへのログインを求められました。ここでは、GoogleアカウントやApple IDでログインするか、メールアドレスを入力してPerplexityのアカウントを新規作成する選択肢がありました。私は既存のGoogleアカウントを使用してログインすることにしました

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perplextyにログイン

6. プロフィールの設定

ログイン後、簡単なプロフィール設定画面が表示されました。ユーザー名の入力が必須でしたが、アバター画像の設定はスキップすることができました

アプリのインストールを促されますので、必要な方はインストールします。

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アプリでも使用できます

7. 登録完了

全体的に、登録プロセスは非常にスムーズで、ここまで約5分程度です。

Perplexity Proの活用シーン

Perplexity Proを使ってみて、様々な活用シーンが思い浮かびました。以下、いくつかの例を挙げてみます。

1. 学習・研究

学生や研究者にとって、Perplexity Proは強力な味方となりそうです。複雑な概念の理解や最新の研究動向の把握、さらには論文執筆のサポートなど、幅広い場面で活用できます。特に、情報源が明示される点は、学術的な利用において非常に重要です。

2. ビジネス

ビジネスパーソンにとっても、Perplexity Proは有用なツールになりそうです。市場調査や競合分析、プレゼンテーション資料の作成サポートなど、日々の業務効率を大幅に向上させることができます。また、複数のAIモデルを使い分けることで、多角的な視点からの分析も可能です。

3. 日常生活

一般ユーザーの日常生活でも、Perplexity Proは様々な場面で活躍しそうです。例えば、レシピ検索と調理のアドバイス、旅行プランの立案、健康・医療情報の収集など、日々の疑問や課題解決に役立ちます。特に、最新の情報を基に回答が生成される点は、常に変化する情報に対応する上で非常に有用です。

4. クリエイティブ活動

アーティストやクリエイターにとっても、Perplexity Proは新たな可能性を開くツールになりそうです。アイデアの発想や作品制作のインスピレーション、さらには画像生成機能を使ったビジュアル制作など、創造的な活動をサポートしてくれます。

注意点と今後の期待

Perplexity Proは非常に強力なツールですが、使用にあたっては以下の点に注意が必要です。

  1. 情報の再確認: AIが生成した情報は常に100%正確とは限りません。重要な情報は必ず別のソースで確認しましょう。
  2. プライバシーへの配慮: 個人情報や機密情報を入力する際は注意が必要です。Perplexity AIは、アップロードされたファイルのプライバシーを保証していますが、慎重な取り扱いが求められます
  3. 著作権の問題: 生成された文章や画像を使用する際は、著作権に注意しましょう。
  4. 依存しすぎない: AIは便利なツールですが、批判的思考や独自の分析力を養うことも重要です。
  5. 言語の特性: 日本語での使用には若干の制限があるかもしれません。英語での利用も検討しましょう。

今後、Perplexity AIの日本語対応がさらに向上し、より多くの日本人ユーザーにとって使いやすいツールになることを期待しています。また、AIモデルの進化に伴い、回答の精度や生成される画像のクオリティがさらに向上することも楽しみです。

まとめ

ソフトバンクグループによるPerplexity Proの1年間無料提供は、日本におけるAI技術の普及と活用を大きく促進する可能性を秘めています。

ソフトバンクが、独自の生成型AIの開発に向けて投資をする中でのPerplexityとの連携は非常に興味深い。

【参考リンク】
SoftBank Perplexityキャンペーンページ(外部)

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