軟骨伝導イヤホン『サウンドボール®』11月21日発売──耳をふさがない第3の聴覚とは

件名:【クロストークお試し参加】1122(土) 830〜 朝の部 ZoomURLのご案内 クロストークお試し参加をご検討いただき、誠にありがとうございます! ハイブリッド異業種交流会「クロストーク」運営チームです。 クロストークは、業種や世代の垣根を越えて、多様な人々の「想い」や「挑戦」が交差するコミュニティです。 あなたの「次の一歩」につながるヒントや出会いが見つかる場になれば幸いです。 さて、1122(土)朝の部のZoomURLをお送りします。 📢 1122(土)830〜 クロストーク⚔️朝の部 開催! 💡今回のテーマは… \つながりをデザインする地域プラットフォーム/ 〜 ポーアイためまっぷの挑戦 〜 🎤登壇は、神戸学院大学 教授 江田 英里香さん 人と人、人と地域、そして情報が繋がる。 その「仕組み」をどうデザインするか? 誰かの“やってみたい”が、誰かの“できる”と出会う。 ✅ 人がつながる「場」をどう育てる? ✅ 情報の流れが生む、地域の循環とは? ✅ “ためまっぷ”が描く未来の共創コミュニティ 今回のクロストークでは、 そんな“つながりの設計図”を一緒に描いていきます。 ・地域を動かしたい人 ・想いをカタチにしたい人 ・そんなあなたの“次の一歩”に 【お試し参加の皆様へ】 🧏‍♀️ 耳だけ参加OK! 🚪 途中参加・退出も自由です。 朝のお忙しい時間かと思いますので、ご自身のペースでリラックスしてご参加ください。 🌐 Zoomリンクはこちら👇 httpsus06web.zoom.usj86582118511pwd=F3ZaaMidbvnakQLXHy1DiRanRKFzM9.1 ミーティング ID 865 8211 8511 パスコード: 917758 🎤MC:坂本さん 🎙サブMC:とらこさん 運営メンバー一同、お会いできることを心より楽しみにしています! クロストーク運営チーム httpscrosstalk-guild.com httpswww.instagram.comcrosstalk.guild - innovaTopia - (イノベトピア)

株式会社CCHサウンドは、軟骨伝導イヤホン『サウンドボール®』を2025年11月21日に発売する。(イヤホンとしては世界初)

同製品は、2004年に奈良県立医科大学の細井裕司教授によって発見された「軟骨伝導」技術を採用している。価格はマイク付きモデル(CCH-K4M-W)が税込13,200円、マイクなしモデル(CCH-K4-W)が税込12,100円である。製造国は日本で、同社は7か国で100件超の特許、4か国で30件超の商標を登録している。

また、大阪・関西万博の日本館など5つのパビリオンで採用され、体験展示が行われた。

From: 文献リンク【先行発表】世界初※の ❝軟骨伝導❞ イヤホン『サウンドボール®』11月21日(金)に発売開始!

【編集部解説】

今回発売される『サウンドボール®』は、2004年に日本で発見された「軟骨伝導」という第3の聴覚経路を応用した製品です。奈良県立医科大学の細井裕司教授(現・学長)によって発見されたこの技術は、これまでの「気導」「骨伝導」に次ぐ全く新しい音の伝達方式として、学術界で認められてきました。​

軟骨伝導の最大の特徴は、骨伝導のように頭蓋骨を強く振動させる必要がないという点にあります。耳の軟骨を軽く振動させるだけで音を伝えられるため、骨伝導イヤホン特有の圧迫感や振動による疲労感が生じません。また、外耳道内に気導音を生成する仕組みのため、音質の明瞭さも維持されます。​

オープンイヤー型イヤホン市場は現在、急速に拡大しています。骨伝導デバイス市場全体では2024年時点で約10億5,000万米ドル規模と評価され、2033年までに68億米ドルに達すると予測されています。年平均成長率は22.8%という高い水準です。​

この成長の背景には、「耳をふさがない」という安全性へのニーズがあります。通勤やジョギング中に周囲の音を聞きながら音楽を楽しみたいというユーザーが増え、2025年には「耳をふさがない」ことがイヤホン市場のトレンドとなっています。​

軟骨伝導技術は、音が出る穴がないという構造上の利点から、IPX7/IPX9/IP5Xという高い防水・防塵性能を実現できます。これは、従来の骨伝導イヤホンでも難しかった点です。また、音漏れがほとんどないという特性は、公共空間での使用にも適しています。​

株式会社CCHサウンドは軟骨伝導技術について、7か国で100件超の特許、4か国で30件超の商標を保有しており、この分野での技術的優位性を確立しています。2021年には軟骨伝導専用振動子を開発し、多くの企業が応用製品の開発を進めている状況です。​

大阪・関西万博でのパビリオンへの採用は、この技術が「未来の聴こえ」として公的にも認められたことを示しています。展示を通じて、多くの人が実際に体験できる機会が提供されました。​

価格設定については、マイク付きモデルが13,200円、マイクなしモデルが12,100円と、かなり手頃な価格帯に設定されています。発見から20年を経て、ようやく一般消費者向けの製品化が実現したという点で、今回の発売は大きな意義を持つでしょう。​

【用語解説】

軟骨伝導
耳の軟骨を振動させて音を伝える新しい聴覚経路。骨伝導とは構造と仕組みが異なり、鼓膜を通して自然な音響体験が得られる。

IPX7/IPX9/IP5X
防水・防塵規格。IPX7は水深1mで30分耐水、IPX9は高温高圧水流耐性、IP5Xは粉塵耐性。

【参考リンク】

株式会社CCHサウンド 公式サイト(外部)
軟骨伝導イヤホンや関連製品情報、企業概要、技術解説など詳細を掲載する公式サイト。

奈良県立医科大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科学(外部)
軟骨伝導技術の発見者が所属。聴覚・補聴技術など専門的解説を掲載。

【参考記事】

第3の聴覚「軟骨伝導」が拓く新しい音の世界(外部)
軟骨伝導の歴史、応用事例、産業界への影響を詳しく解説している専門記事。

骨伝導ヘッドフォン市場[2025-2033]レポート(外部)
世界市場規模と成長率予測、オープンイヤー型イヤホン市場拡大の背景を詳述。

市場が1年で3倍に拡大、「耳を塞がない」がトレンド(外部)
オープンイヤー型イヤホンの最新動向、消費者ニーズの変化についてレポート。

【編集部後記】

軟骨伝導技術は、オーディオテクニカのような大手オーディオメーカーにも特許実施権が供与され、業界標準となりつつあります。その中でサウンドボール®はイヤホン型で非常に小型・軽量、圧迫感が少なく装着感も自然です。

価格も13,200円からと、軟骨伝導サウンドを日常に取り入れやすい点は、多くの人にうれしいポイントです。特に難聴の方や、長時間装着を前提にしたユーザーにとっては、軽さとリーズナブルさ、負担の少なさが大きなメリットとなります。音楽や通話だけでなく、新しい「聴こえ」に挑む技術進化の過程を、ご自身の使い方で体感してみてはいかがでしょうか。

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TaTsu
『デジタルの窓口』代表。名前の通り、テクノロジーに関するあらゆる相談の”最初の窓口”になることが私の役割です。未来技術がもたらす「期待」と、情報セキュリティという「不安」の両方に寄り添い、誰もが安心して新しい一歩を踏み出せるような道しるべを発信します。 ブロックチェーンやスペーステクノロジーといったワクワクする未来の話から、サイバー攻撃から身を守る実践的な知識まで、幅広くカバー。ハイブリッド異業種交流会『クロストーク』のファウンダーとしての顔も持つ。未来を語り合う場を創っていきたいです。

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