【Inktober2025】10月2日-WEAVE-織る、編む

[更新]2025年10月2日12:25

weave - innovaTopia - (イノベトピア)

「まいにち投稿にチャレンジ創作の秋」企画、2日目です!昨日の初投稿、見ていただけたでしょうか?まだまだ手探り状態ですが、今日もAIとの創作を楽しんでいこうと思います。正直、初日のプレッシャーから解放されて少しホッとしています(笑)。

さて、本日のInktober公式お題は「WEAVE(織る、編む)」です。

皆さんは「織る」と聞いて何を思い浮かべますか?セーターの温かい編み目、美しいタペストリー、あるいは「物語を紡ぐ」「歴史を織りなす」といった比喩的な表現かもしれません。とても詩的で、広がりのあるテーマですよね。

この抽象的ながらも創造性を掻き立てるお題に、AIはどんな答えを出してくれるのでしょうか。今日もAIとの予測不能なセッションが始まります。

AI画像生成の過程:まずはGrokに「WEAVE」とだけ投げてみた

まずはシンプルに、お題の単語だけでAIがどう反応するか見てみましょう。今回は、対話型AIの「Grok」に「WEAVE(織る)」という単語で画像を生成するよう指示を出してみました。

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【ちょっと解説:Grokとは?】

Grokは、イーロン・マスク氏が率いるxAI社によって開発された対話型AIです。X(旧Twitter)のリアルタイム情報にアクセスできるのが大きな特徴で、最新の話題や少し皮肉の効いたユニークな回答をすることで知られています。

生成された画像では、髪を編んだ女性の隣に、なぜか若者たちがガジェットを持つ謎の画像が…。Grok本人に尋ねると「人々が技術を通じてつながる様子を象徴している可能性があります」とのこと。壮大な拡大解釈と、AI自身の少し困惑したような雰囲気が面白い結果となりました。

Grokの謎回答に、Perplexity AIに助けを求めた

Grokのユニークな回答も面白いですが、もう少し詩的なアートが見たい。そこで、”AI検索エンジン”とも呼ばれる「Perplexity AI」に、ファンタジックで詩的なアイデアがないか相談しました。

【ちょっと解説:Perplexity AIとは?】

Perplexity AIは、対話形式で使えるAI検索エンジンです。Web上の最新情報から答えを導き出し、その情報源(ソース)を明記してくれるのが最大の特徴です。アイデア出しやリサーチに非常に役立ちます。

Perplexity AIは「星光の運命を織る者」など素晴らしいアイデアをくれましたが、さらに「おじさんがくすっと微笑むくらいのユーモアを加えてほしい」とお願いしたところ、これかなぁという回答が返ってきました。その中から、私が選んだのはこれです。

時を織る賢者の、終わらない残業

時の番人である賢者が、過去・現在・未来の糸で巨大なタペストリーを織っています。しかし、「過去」の糸は絡まりすぎて、もはや巨大な毛玉状態。「まあ、過去は振り返らない主義なんで」と見て見ぬふり。一方で、「未来」の糸は勝手に変な柄を織り始め、中世の戦いのシーンに突如としてデリバリーのドローンが乱入してきたりします。賢者は「わしの計画にないんだが…まあ、面白そうだからいっか」と、意外と適当です

Perplexity AI監修!Grokで「時を織る賢者」に挑戦!

このユーモラスな物語をGrokで描いてもらうため、Perplexity AIに専用のプロンプトを作成してもらい、生成された画像がこちらです!Grokが生成してくれた複数枚の中から、賢者の「まあ、いっか」という表情が絶妙な一枚を選びました。

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完成

考察:Grok、ユーモアのツボを完全に理解!

これは、なかなかいい感じの作品が生まれました!プロンプトにあった「巨大な毛玉」と化した「過去の糸」がドンと置かれ、タペストリーには中世の戦場の上空をピザを運ぶドローンが悠々と飛んでいます。そして何より、賢者の達観した表情!Grokが物語のユーモアのニュアンスまで見事に汲み取ってくれたことに、改めて驚きと感動を覚えます。

AI音楽生成編:賢者のテーマソングをSunoで作曲!

さて、この味わい深い「時を織る賢者」の絵をモチーフに、AI音楽生成ツール「Suno」で曲を作ります。今回もPerplexity AIに、賢者の物語を音楽にするための歌詞とプロンプトを考えてもらいました。

「曲調は過去を表すケルト民謡とか今を表すEDMとか、いろんな曲調が目まぐるしくかわるのがいいな」 という私のリクエストに対し、Perplexity AIは完璧な回答をくれました。

以下がプロンプトです。よかったらお使いください。

[Style of Music]
An epic, whimsical multi-genre song with dramatic, abrupt shifts in style.
Start with a gentle, nostalgic Celtic folk melody (flute, acoustic guitar).
Transition suddenly into an energetic, driving EDM section (heavy synth bass, 4/4 beat).
Shift again into a dreamy, futuristic ethereal synth-pop style (reverb, arpeggiators).
The finale should be a grand, orchestral-pop fusion that feels both epic and playful. Sung by a wise, slightly amused old male baritone voice, like a storyteller who finds everything hilarious.
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Sunoが奏でる「賢者の終わりなき残業」!

Perplexity AIが作成してくれた歌詞とプロンプトをSunoに入力し、ついに「時を織る賢者の狂想曲」が完成しました!

さあ、Sunoが奏でる「賢者の終わりなき残業」、お聴きください!

生成された「賢者の終わりなき残業」はこちら!

https://suno.com/s/TUsR04LBjaTedOmT

考察:AIが生み出した、時空を超える狂想曲

Sunoが生成してくれたこの曲を聴いて、思わず笑ってしまいました!静かなケルト民謡から突然のEDM、そして浮遊感のあるシンセポップへ。目まぐるしく変わる曲調が、まさに過去・現在・未来の糸を面白がりながら織り混ぜていく賢者の姿そのものです。Grokが描いた一枚の絵が、Perplexity AIの言葉を得て、Sunoによって壮大でコミカルな一曲の音楽になった。AI同士の連携が生み出した、まさに「共創アート」です。

AIとの共創で広がる表現の世界!

2日目のお題「WEAVE(織る、編む)」、GrokとPerplexity AI、そしてSunoというAIたちの力を借りて、画像と音楽という二つの作品を作り上げることができました。「織る」という一つの単語から、こんなにも愉快な物語が生まれるとは、AIの持つ可能性の奥深さを改めて感じます。

そう、この「#まいにち創作の秋」企画は、1ヶ月で31枚の絵と31曲の音楽をAIと共に作り上げていく、チャレンジです!

明日のお題は何でしょうか?そして、AIはどんな驚きを見せてくれるのか。

どうぞ、明日もまた、AIと人間のクリエイティブな旅にお付き合いください!

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TaTsu
『デジタルの窓口』代表。名前の通り、テクノロジーに関するあらゆる相談の”最初の窓口”になることが私の役割です。未来技術がもたらす「期待」と、情報セキュリティという「不安」の両方に寄り添い、誰もが安心して新しい一歩を踏み出せるような道しるべを発信します。 ブロックチェーンやスペーステクノロジーといったワクワクする未来の話から、サイバー攻撃から身を守る実践的な知識まで、幅広くカバー。ハイブリッド異業種交流会『クロストーク』のファウンダーとしての顔も持つ。未来を語り合う場を創っていきたいです。

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