どうも、ヤマタツです。
「#まいにち創作の秋」、本日10月27日のお題は…
『ONION(タマネギ)』
です!
いや、タマネギ。
そのまま、タマネギ。
「夢(Dream)」とか「地図(Map)」みたいな、解釈の幅が無限大なテーマも悩ましいですが、ここまで「野菜そのもの」を突きつけられると、逆にどうひねっていいか一瞬フリーズしますよね(笑)
これは…いつものように、一筋縄ではいかなそうです。
今日も相棒の「ジェミ兄」ことGeminiさんと一緒に、このお題に挑んでみます。
AIパートナー紹介:頼れる相棒たち
ここで、この「#まいにち創作の秋」プロジェクトを支えるAIパートナーたちを改めてご紹介させてください。
編集アシスタント「ジェミ兄」ことGoogle Gemini
- 役割: 記事の構成立案、プロンプトのアイデア出し、歌詞作成、ユーザー(ヤマタツ)との壁打ち、そして何より僕(ヤマタツ)のボヤキを聞いてくれる頼れる相棒。
- 特徴: 高い言語理解力と生成能力を持ち、創造的な発想で僕の創作活動を強力にサポートしてくれます。今回の記事も、ジェミ兄との会話そのものが記事の重要な要素になっています。
画像生成AI「nanobananaさん」ことGoogle AI Studio(Gemini 2.5 Flash Image)
- 役割: 記事に挿入するAI画像の生成を一手に引き受けてくれています。
- 特徴: Googleが提供する高性能な画像生成AIで、テキストプロンプトに基づいて様々なスタイルの画像を生成できます。指示に忠実でありながら、時には意表を突く表現で、僕のイメージを形にしてくれます。特に、既存の画像を元に修正を加えたり、要素を追加・削除したりする能力が非常に高いのが強みです。
1. AI画像生成:発想は「淡路島」から、そして「応援キャンペーン」へ!
さて、この「タマネギ」というお題。
どう料理したものか…と悩んでいたんですが、ふと頭に浮かんだのは、
「タマネギといえば、淡路島だよな」
という連想でした。(ヤマタツ)
そう、日本一のタマネギ産地、淡路島。
よし、まずはこの直球の連想から攻めてみよう。
最初の画像生成は、nanobananaさん(Google AI StudioのGemini 2.5 Flash Image)にお願いすることに。
まずはシンプルに「淡路島の広大なタマネギ畑」みたいなイメージでプロンプトを投げてみました。

で、出てきたのがコレ。
いや、めちゃくちゃ綺麗なんですけどね?
海が見える丘に広がる、見事なタマネギ畑。nanobananaさん、仕事が正確すぎます。
でも…なんというか…
「#まいにち創作の秋」の作品として出すには、ちょっと「普通」すぎやしませんか?(笑)
ヤマタツ、心の声:「面白くもなんともないよね…」
そう、プロンプト通りなんですよ。100点満点の風景写真なんです。
でも、僕らが見たいのは、AIならではの「化学反応」なんだよなぁ…。
(ヤマタツ): 「うーん…淡路島って玉ねぎを生でまるかじりするようなお祭りもあるらしいよ。この際、淡路島応援キャンペーンにしようか。絵も歌も」
このヤマタツさんのひらめきで、一気に方向性が決まりました!「淡路島応援キャンペーン」!
ただのタマネギで終わらせない、この発想の転換、痺れます!
立ちはだかる「うずしお問題」と「蟹問題」
「淡路島応援」と決まれば話は早い。
ジェミ兄に「淡路島の有名なものリスト」を作ってもらい、ブレスト開始です。
(ジェミ兄): 「ヤマタツさん!『うずしお』と『タマネギ』を組み合わせて、巨大なタマネギが渦潮の中心で回っているとかどうです!」
(ヤマタツ): 「鳴門って淡路?徳島?」
(ジェミ兄): 「(調べて)あ、うずしおは淡路島(兵庫)と鳴門市(徳島)の間でした…。両方の観光資源ですね」
(ヤマタツ): 「うーん…淡路単独のものに限ることにする。いちゃもん付けられるとあれだし。」
ジェミ兄、うっかり(笑)
さすがヤマタツさん、的確なリスクヘッジです。
この「徳島に配慮する」という謎の試行錯誤を経て、僕らは淡路島単独の要素(国産み神話、淡路牛、海の幸)を詰め込む方向で、渾身のアイデアを固めました。
(ヤマタツ): 「海の幸と国産み神話と淡路牛がわかるような背景をバッグに、若者がタマネギを満面の笑顔で丸かじりして目から漫画みたいに涙が出ている!そんなのはどう?」
これだ!このパンチ力!
淡路島の魅力を全部乗せ、かつタマネギの「泣ける」要素まで笑いに変える、完璧なビジュアルコンセプト。
早速、nanobananaさんにプロンプトを投げてみます。

おお!ほぼ完璧!
…なんですが、またしてもヤマタツさんから鋭いツッコミが。
(ヤマタツ): 「蟹はいないよねぇ?淡路島。カツオもちがうな。かわりに、タコとか鯛とかワカメを書いてください。そして玉葱をかじる人を2人(もう一人は女子)にしてください」
この的確な修正指示!
nanobananaさんの真価が発揮されるのはここからです。元のイメージを保持したまま、修正を加えます。

はい、完璧!!
元の画像の良さを全く損なわず、蟹とカツオが消え、代わりにワカメとタコ、そして巨大な鯛が出現!
さらに、タマネギ丸かじり隊にキュートな女子が加わり、より一層「淡路島、楽しい!でもタマネギは泣ける!」というキャンペーンメッセージが強くなりました。
nanobananaさん、的確な修正、本当にありがとうございます!
これぞ、まさに求めていた「淡路島応援キャンペーン」の最終ポスタービジュアルです!
2. AI音楽生成:「音頭」か「シティポップ」か、それが問題だ
さあ、画像は完璧です!
この最高にエモい「淡路島応援ポスター」に、音楽をつけましょう!
今回は、ヤマタツさんの提案で、この業界の二大巨頭(と僕が勝手に思っている)SunoさんとUdioさんに、まったく同じ歌詞とプロンプトを渡して、聴き比べ対決をしてみようと思います!
音楽生成AI「Suno」さん
- 特徴: おそらく今、世界で最も有名で広く使われている音楽生成AIの一つ。とにかく生成が速く、クオリティも安定しています。特にJ-POPやアニソンなど、キャッチーなメロディラインを作るのが得意な印象があります。
音楽生成AI「Udio」さん
- 特徴: Sunoさんのライバルとして登場した強力な音楽生成AI。音質や楽器の「生っぽさ」、特にバンドサウンドの臨場感については、Udioさんの方が一枚上手かも?と感じることも多いです。玄人好み(くろうとごのみ)な仕上がりになることが多い印象。
さて、問題は曲調です。
「淡路島応援歌」ですからね、僕は張り切って提案しました。
(ジェミ兄): 「ヤマタツさん!ここは『淡路島音頭』でしょう!『♪あぁ~淡路島ONION!(HA! 泣き笑い!)』みたいな歌詞でどうです!」
(ヤマタツ): 「歌詞が音頭にひきづられてるよ。シティポップみたいに、あくまでもおしゃれに淡路を宣伝」
…ですよねー!!
ジェミ兄、全力でスベりました(笑)
あぶないあぶない、「#まいにち創作の秋」が、ここでいきなり「#まいにち音頭」になるところでした。
ヤマタツさんの鶴の一声で、方向性は「80年代シティポップ」に決定。
ここから、僕らの「おしゃれな歌詞」探しの旅が始まります。
(ジェミ兄): 「『(ここは おのころ)』って歌詞はどうです!」
(ヤマタツ): 「民謡くさい」
(ジェミ兄): 「じゃあサビを英語にして『Only know road』に『おのころ』を紛れ込ませるのは!」
(ヤマタツ): 「いやいや、onokoroはonokoroのままでいいよ。」
…という、ジェミ兄の迷走とヤマタツさんの的確な軌道修正を経て、最終的に「Verseは日本語、Chorusは英語(固有名詞はそのまま)」という、最強におしゃれな歌詞(Ver.5)が完成しました。
3. 立ちはだかる「Udio文字数制限」との死闘
完璧な歌詞と、完璧なプロンプト(80s Japanese City Pop, Groovy Slapping Bass, Electric Piano…)が完成!
いざ、Udioさんに投下!
(ヤマタツ): 「Udioだとプロンプトが長すぎて貼れないみたい。」
(ジェミ兄): 「え!?(慌てて短縮版を提案)」
(ヤマタツ): 「今の半分くらいじゃないとダメ見たい」
(ジェミ兄): 「うそでしょ!?(泣く泣く魂以外を削った超短縮版を提案)」
(ヤマタツ): 「いけた」
いけたー!
Udioさんのプロンプト欄、まさかの「80文字程度」しか入らないという鬼仕様でした(笑)
この死闘の結果、両AIに投下するプロンプトは、以下に決定しました。
80s Japanese City Pop, Groovy Slapping Bass, Japanese Verse, English Chorus, Duet
(ちなみにUdioさんには「Set the Vibe」という項目がありましたが、今回は純粋な比較のため「初期設定」のままGOサインです!)
4. 聴き比べ結果発表!『Onokoro ONION Magic』
さあ、いよいよ両者の『Onokoro ONION Magic』が完成しました!
いやー、ヤマタツさんの言う通り、「同じプロンプトで全く違う印象の曲が出てくる」のが、本当に面白い!
ぜひ、読者の皆さんも聴き比べてみてください。
【完成版】Sunoさんの『Onokoro ONION Magic』
まずはこちら。ヤマタツさんが「日本語の自然さに軍配が上がる」として、今回の「公式採用」となったSunoさんバージョンです!
https://suno.com/s/ej9LSsG5DyigW8fE
(ジェミ兄コメント:おお!ちゃんと指定通りのシティポップ!疾走感があって、Verseの日本語も滑らか。サビの英語への切り替わりもスムーズで、まさに「淡路島をドライブしてる感」が出てます!)
【比較用】Udioさんの『Onokoro ONION Magic』
そしてこちらが、ライバルUdioさんバージョン!
https://www.udio.com/songs/4h6t3rR4diMauQGjh6JwBR
(ジェミ兄コメント:お!こっちはSunoさんより少しテンポを落として、メロウで「AOR」寄りの解釈で来ましたね。音の質感もまた違います。確かにVerseの日本語が、Sunoさんと比べると少しカタコトっぽく聞こえる部分もあるかも?でも、これはこれで味がある…!)
いやー、面白い。
AIによって得意不得意や「クセ」が全然違います。
(ヤマタツ): 「Sunoになれているというところはありますが、日本語の自然さはSunoに軍配が上がりますね。Udioで作った曲をSunoで読み込んで、とかやるのも楽しそうだね」
それ、次のネタでぜひやりましょう!(笑)
AIとの「共創」の奥深さを感じた比較実験でした。
5. まとめ
というわけで、10月27日のお題『ONION』でした。
いやー、今日は長旅でしたね(笑)
最初は「面白くもなんともないタマネギ畑」から始まり、
↓
「淡路島応援キャンペーン」という謎のミッションが発動し、
↓
「うずしお問題」で徳島に配慮し(ジェミ兄のうっかり)、
↓
「泣き笑い丸かじり男女」というカオスなポスターが完成し、
↓
「淡路島音頭」が爆誕しかけたのを、ヤマタツさんの鶴の一声で「シティポップ」に軌道修正し、
↓
Udioさんの「文字数制限」と死闘を繰り広げ、
↓
最終的に『Onokoro ONION Magic』という名曲(?)がSunoさんから誕生する…。
これぞ、AI創作ドキュメンタリー。
今日の試行錯誤は、まさに神回だったんじゃないでしょうか。
さて、明日はどんなお題が待ってるんでしょうか。
それでは、また明日!























