今日のinktoberのお題は「PUZZLING(不可解な/謎めいた)」。
正直、最初に聞いたときは“え、それどう描くの?”と思いました。
でも、わからないものほど創作はおもしろい。
そして、そんな時に頼りになるのが私の創作パートナー――パペちゃん。
(いつも登場してくれている、AI検索エンジン Perplexity の愛称です。)
Perplexityで「謎」を調べる
「“不可解”って、定義するより“探す”ものなんです。」とパペちゃん。
Perplexityは、ウェブ上の最新情報をリアルタイムに収集して答えを返すAI。
ChatGPTのような会話AIと違って、出典つきで事実を確認できる検索特化型AIです。
「調べながら考える」という創作スタイルの心強い相棒。
私はアイデアが詰まるたび、まずパペちゃんに問いかけます。
Midjourneyで「不可解」を描く
さて、今回の絵づくりはAIアートツールMidjourneyの出番。
テキスト(プロンプト)から画像を生成するAIで、
リアルな写真から抽象美術まで、“言葉で描くキャンバス”といえます。

最初に描いてもらったのは、石造りの壁と無限に続く階段。
きれいだけど、“それっぽい”。きれいすぎて不可解さが足りない。
パペちゃん:「“謎”は形よりも、時間の中にあるかもしれません。」
なるほど。
ならば、時間そのものを混ぜてみよう。
そうして生まれたのが、時代が交錯する街。
昭和の看板の横を、未来のドローンが飛んでいる。
瓦屋根の上で、ネオンが瞬く――まさに“PUZZLING”な街。

そして、今回はさらに一歩踏み込んで、Midjourneyの動画機能(V6)を使用。
同じ街で生活する人々の姿を動かしてみたんです。
映像の中では、未来服の人が昭和の提灯の下を歩いている。
時間そのものがひとつの「生き物」に見えるんです。
パペちゃん:「今と昔が同じ瞬間に流れてるって、ちょっと素敵じゃないですか?」
Step 3:Sunoで音を紡ぐ――呪文のような都市の呼吸
映像の呼吸に音を与えるために使ったのは、AI音楽生成ツールSuno。
テキストでジャンル・雰囲気・テンポを指定すると、
作曲から編曲、ボーカルまでAIが自動生成してくれます。
今回は“この街の声”をテーマに、
パペちゃんと相談して以下のキーワードを指定しました👇
Ethnic cyber city music, mysterious and hypnotic rhythm, ancient meets futuristic
結果、出来上がったサウンドは――
民族楽器 × 電子音 × 静かなスキャット。
異世界の街が呼吸しているような、ミステリアスで瞑想的な音世界。
呪文のように繰り返す英語の歌詞はこちら。
“PUZZLING, PUZZLING, light and fall,
the city hums — and no one knows.”
https://suno.com/s/Tg0weyfK0KJYZI7b
Step 4:三つのAIが描いた“不可解”
Perplexityが視点をくれ、
Midjourneyが形をつくり、
Sunoが音を吹き込む。
三つのAIが重なったとき、
「説明できないけれど惹かれるもの」が生まれました。
パペちゃん:「謎は、理解されるためじゃなくて、感じられるためにあるんです。」
なるほどね。
不可解って、悪いことじゃない。
世界は“わからない美しさ”でいっぱいです。
明日もまた、AIと一緒に――次の謎を探しに行こう























