『Alien: Rogue Incursion』、ゼノモーフの起源に迫る ─ PSVR2とPC VR版が年内リリースへ

 - innovaTopia - (イノベトピア)

Last Updated on 2024-11-19 13:04 by admin

発売情報

発売日:
2024年12月19日 PSVR2版、PC VR版
2025年初頭 MetaQuest版
価格:スタンダード版$39.99、デラックス版$49.99

開発・販売

開発:Survios(ロサンゼルスに本社を置くVRゲーム開発会社)
パブリッシャー:20th Century Games

ゲーム概要

ジャンル:VRサバイバルホラー
舞台設定:2217年、惑星パーダン(LV-354)
主人公:ズラ・ヘンドリックス(元コロニアル・マリーン)
AIコンパニオン:デイビス01
場所:ジェミニ・エクソプラネット・ソリューションズ研究施設

ゲーム内容

研究施設から発信された遭難信号の調査を目的とし、ゼノモーフのDNAと起源に関する研究施設での出来事を描きます。武器として「M41プロトタイプ・パルスライフル」「プラズマトーチ」などが使用できる。

開発会社Surviosについて

従業員数:120名
設立:2013年
代表的な過去作品:『Creed: Rise to Glory』『The Walking Dead: Onslaught』『Westworld: Awakening』

ゲームプレイ要素

モーショントラッカー、M41プロトタイププラズマライフル等の装備を使用し、プレイヤーの行動に応じて変化するダイナミックな戦闘システムが特徴。音を立てすぎるとゼノモーフが出現する環境相互作用や、VRならではの360度全方向からの脅威が実装。

from Alien: Rogue Incursion Gets New Story Trailer Before Next Month’s Launch

【編集部解説】

VRゲーム業界に新たな転機が訪れようとしています。エイリアンシリーズの新作VRゲーム『Alien: Rogue Incursion』は、単なるホラーゲームの域を超え、VR技術の新たな可能性を示す作品となりそうです。

開発を手がけるSurviosは、2013年の設立以来、VRゲーム開発のパイオニアとして知られています。『Raw Data』や『Creed: Rise to Glory』など、VRの特性を活かした没入感の高いゲームを生み出してきた実績があります。

本作の特筆すべき点は、PSVR2とPC VR向けに異なる最適化を行っていることです。特にPS VR2版では、ヘッドセットの高解像度ディスプレイと触覚フィードバック機能を最大限に活用し、より没入感の高い体験を実現しています。

ゲームの舞台となる2217年という設定は、オリジナルの『エイリアン』(1979年)から約240年後にあたります。この時代設定により、既存作品との整合性を保ちながら、新しい技術や設定を導入することが可能になっています。

注目すべきは、本作がVRならではの恐怖体験を提供する点です。従来の画面越しのホラーゲームとは異なり、360度全方向からの脅威に対応しなければならず、プレイヤーの身体能力と反射神経が試されます。

本作の成功は、今後のVRゲーム開発の方向性に大きな影響を与える可能性があります。特に、既存のIP(知的財産)をVRに適応させる際の新たな基準となることが期待されます。

【用語解説】

ダイナミックコンバット
プレイヤーの行動に応じて戦闘状況が変化するシステム。音を立てすぎると敵が襲来、静かに行動すれば回避も可能。

惑星パーダン(LV-354)
雪に覆われた寒冷な惑星。研究施設があり、ゼノモーフのDNA研究が行われていた。

ゼノモーフ
映画『エイリアン』シリーズに登場する寄生生物。

【関連リンク】

  1. Survios公式サイト(外部)
    VRゲーム開発のパイオニア企業。『Alien: Rogue Incursion』の開発元
  2. Alien: Rogue Incursion公式サイト(外部)
    ゲームの詳細情報、トレーラー、予約方法などを掲載

【参考動画】

公式ストーリートレーラー

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