Huawei MateBook Fold小型版が2026年後半に登場か|折りたたみPCは携帯性重視へ

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18インチ級の大画面を折りたためるMateBook Foldに、より小型の新モデルが加わる可能性が浮上しました。もし実現すれば、折りたたみPCは「大画面を持ち運ぶ」だけでなく、より日常的に携帯する端末へ近づくのかもしれません。


Huaweiの折りたたみPC「MateBook Fold」に、小型版が加わる可能性が浮上した。WeiboのリーカーFixedFocusによると、投入時期は2026年第3四半期または第4四半期とされ、カバーディスプレイを搭載する可能性もある。Huaweiは2024年に三つ折りのMate XT、2025年にPura XとMateBook Foldを投入してきた。一方、小型MateBook Foldは現時点で正式発表されておらず、仕様や発売時期はリーク段階の情報である。

From: 文献リンクSmall Huawei MateBook Fold PC launch time surfaced

【編集部解説】

Huawei Centralが報じた小型MateBook Foldで注目したいのは、単純に新しい折りたたみPCが増えることではなく、Huaweiが既存のMateBook Foldをさらに小型化しようとしている点です。小型版についてHuaweiから正式発表はなく、画面サイズや重量、価格なども現時点では明らかになっていません。

Huaweiの中国公式サイトで現在掲載されているHUAWEI MateBook Fold ULTIMATE DESIGNは、展開時に18インチ、折りたたみ時には13インチとなる柔軟なOLEDディスプレイを採用しています。本体重量はキーボードを除いて約1.16kg、閉じた状態の厚さは14.9mmです。

つまり現在のMateBook Foldは、18インチ級の作業領域を13インチ級のサイズまで折りたたんで持ち運ぶという考え方の製品です。さらに小型版が実際に登場するなら、「大画面を折りたたんで運ぶ」という方向から、携帯性そのものをより重視する方向へ製品の選択肢を広げる可能性があります。ただし、これは小型版の具体的な寸法が判明していない現段階での編集部の見方です。

小型化で確認したいのは、本体寸法だけではありません。現在のMateBook Foldは、展開した大画面、折りたたんだ状態での上下2画面利用、外付けキーボードなど、複数の使い方を組み合わせることを特徴としています。Huaweiの公式サポートでは、半分に折ると上半分と下半分をそれぞれ画面として利用でき、文書編集や会議メモなど異なるアプリを表示できると説明されています。

小型版でもこうした使い方を維持する場合、持ち運びやすくなる一方で、折りたたみ時の作業領域や物理キーボードとの組み合わせがどうなるのかが重要になります。画面サイズが不明な現在は、「小さくなれば使いやすくなる」とまでは判断できません。

Huawei CentralはリーカーFixedFocusの情報として、カバーディスプレイを搭載する可能性も伝えています。ただし、これについてもHuaweiからの発表はありません。

報道では小型MateBook Foldの投入時期を2026年第3四半期または第4四半期としていますが、これもFixedFocusによるリーク情報です。Huaweiは小型版の存在自体を正式に認めていません。したがって、価格、正式名称、販売地域、日本での発売、具体的な画面サイズや重量はいずれも不明です。

現在の中国向けMateBook Fold ULTIMATE DESIGNは、Huawei公式サイトで24,999人民元から掲載されています。小型版が既存モデルより価格を抑えた製品になるのか、それとも単に異なるサイズを選べる上位モデルとして展開されるのかも、現段階では判断できません。

小型MateBook Foldが実在するのであれば、見るべきポイントは「折りたためること」そのものではなく、18インチ級から始まったHuaweiの折りたたみPCが、どこまで携帯性を重視したコンピューターへ広がるのかという点です。まずは正式な画面サイズ、重量、価格が明らかになるかを待つ必要があります。

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【編集部後記】

折りたたみPCは、大画面を持ち運べること自体が魅力でした。
ただ、実際に毎日持ち歩くことを考えると、やはりサイズと重さは気になる部分です。その意味で、小型版という方向性はかなり理にかなっているように感じます。
もし携帯性を高めながら、開いたときの作業領域も十分に確保できるなら、用途は一気に広がりそうです。
個人的には、折りたたみPCが「珍しい端末」から「普通に持ち歩くPC」へ近づくきっかけになるのではないかと感じました。


【用語解説】

折りたたみPC
柔軟なディスプレイとヒンジを利用し、本体を折り曲げられるPC。HUAWEI MateBook Fold ULTIMATE DESIGNは、展開時18インチ、折りたたみ時は13インチの画面として利用できる。

カバーディスプレイ
折りたたんだ端末の外側に配置される補助ディスプレイ。端末を完全に開かず、通知確認や簡単な操作などに利用する画面を指す。今回報じられた小型MateBook Foldへの搭載はリーク情報であり、Huaweiから正式発表されていない。

OLED(有機ELディスプレイ)
画素自体が発光するディスプレイ方式。現行HUAWEI MateBook Fold ULTIMATE DESIGNは、柔軟なデュアルレイヤーOLEDを採用している。

HarmonyOS
Huaweiが展開するOS。現行HUAWEI MateBook Fold ULTIMATE DESIGNはHarmonyOS 6.1を搭載し、折りたたみ状態では上下の画面に異なるアプリを表示する使い方などに対応する。

【参考リンク】

HUAWEI Consumer 中国公式サイト(外部)
Huaweiの中国向けスマートフォン、PC、タブレット、ウェアラブル製品などの製品情報やサポート情報を掲載する公式サイト。

HUAWEI MateBook Fold ULTIMATE DESIGN(外部)
Huaweiの折りたたみPC「MateBook Fold ULTIMATE DESIGN」の公式製品ページ。画面構成、機能、価格などを確認できる。

【参考記事】

HUAWEI MateBook Fold ULTIMATE DESIGN 公式仕様|Huawei(外部)
展開時18インチ、折りたたみ時13インチのOLED、約1.16kgの重量、14.9mmの折りたたみ時厚さなど、現行モデルの詳細仕様を掲載。

折りたたみ状態でのHUAWEI MateBook Foldの使用方法|Huawei(外部)
MateBook Foldを半分に折った際の操作方法を解説。上下の画面で異なるアプリを実行し、文書編集や会議メモなどに利用できることを説明している。

HUAWEI MateBook Fold ULTIMATE DESIGN|Huawei(外部)
現行モデルの18インチOLED、M-Pen 3対応、Kirin X90 Plus、HarmonyOS 6.1、中国での2万4999元からの価格などを掲載する公式製品ページ。

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乗杉 海
SF小説やゲームカルチャーをきっかけに、エンターテインメントとテクノロジーが交わる領域を探究しているライターです。 SF作品が描く未来社会や、ビデオゲームが生み出すメタフィクション的な世界観に刺激を受けてきました。現在は、AI生成コンテンツやVR/AR、インタラクティブメディアの進化といったテーマを幅広く取り上げています。 デジタルエンターテインメントの未来が、人の認知や感情にどのように働きかけるのかを分析しながら、テクノロジーが切り開く新しい可能性を追いかけています。

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