Last Updated on 2025-05-20 15:45 by admin
「記憶の残し方が、また一歩進化した」—— 街中の巨大ディスプレイに映し出される鮮やかな与論島の透明な海と那覇の活気ある街並み。その映像を360度全方向から見られるという驚きに、思わず足を止めてしまう。思い出を「切り取る」のではなく「まるごと残す」体験が、今ここに。Insta360の最新フラッグシップモデル「X5」は、大型1/1.28インチセンサーとトリプルAIチップが生み出す8K映像で、夜景も水中も、これまで諦めていた瞬間まで鮮明に記録できるようになった。
あなたの次の冒険を、全方位から残してみませんか?
Insta360Japan株式会社は、2025年5月19日から25日までの1週間、東京と大阪の合計12カ所で大規模DOOH(Digital Out of Home)広告を実施している。この広告では、4月22日に発売された最新フラッグシップ360度アクションカメラ「Insta360 X5」のプロモーション動画「透きとおる旅を、まるごと残す。」を放映。
鹿児島・与論島および沖縄・那覇で撮影された映像を通じて、大型1/1.28インチセンサーと超高速トリプルAIチップシステムを搭載した8K30fps対応の次世代カメラの魅力を伝えている。X5は前モデルX4から大幅に進化し、144%拡大した感光面積による低照度性能の向上、AI駆動の「PureVideo」モード、フラット動画と360度動画を同時記録できる「InstaFrameモード」などを特徴としている。また、交換式レンズ設計や15m防水対応、最大3時間のバッテリー駆動など、屋外での使用にも適した堅牢性も備えている。
References: Insta360が東京、大阪合計12カ所で大規模DOOH広告を実施 | PR TIMES
【編集部解説】
Insta360が全国12カ所で展開している大規模DOOH広告キャンペーンは、最新の360度カメラ技術がどのように私たちの思い出の残し方を変えていくのかを示す興味深い事例です。今回のキャンペーンの主役である「Insta360 X5」は、単なるカメラの進化形というよりも、思い出の記録方法そのものを再定義する製品と言えるでしょう。
・革新的なセンサーとAI処理技術:X5に搭載された1/1.28インチの大型センサーは、前モデルX4の1/2インチセンサーと比較して144%の感光面積拡大を実現しています。これにより2.44μm相当のピクセルサイズと13.5ストップの広ダイナミックレンジを獲得し、暗所でも豊かな階調表現が可能になりました。さらに注目すべきは、5nmプロセスAIチップと2基の専用プロイメージングチップからなるトリプルAIチップシステムです。X4と比較して140%の演算能力向上により、8K/30fpsの360度映像をリアルタイム処理できるだけでなく、5.7K/60fpsのアクティブHDR撮影も実現しています。
・低照度撮影の革命「PureVideo」:X5の最も画期的な機能の一つが、AIノイズ除去アルゴリズムとダイナミックレンジ最適化を組み合わせた「PureVideo」モードです。これにより、従来の360度カメラでは難しかった夕暮れ時や夜間の都市景観、室内など光量の少ない環境でも鮮明な映像撮影が可能になりました。暗所での色再現性とディテール保持力が大幅に向上し、360度カメラの使用シーンが一気に広がっています。
・ワークフローを変革する「InstaFrameモード」:360度カメラの課題の一つだった「撮影後のフレーミング作業」を解決する新機能です。平面動画(固定視点/自撮りビュー)と360度RAWデータをワンタッチで同時記録できるため、編集不要ですぐにSNS投稿可能なクリップを自動生成しながら、後から専用ソフト「Insta360 Studio」で自由にリフレーミングやデワープ補正を行うことも可能です。これにより、360度カメラの使いやすさが格段に向上しました。
・アウトドア撮影に適した堅牢設計:X5は過酷な環境での使用を想定した設計も特徴です。衝撃耐性に優れた高強度ガラスレンズを採用し、万一破損した場合はユーザー自身でレンズ交換が可能になりました。また、ハウジングなしで15m防水を実現し、内蔵ウインドガードによる風切り音低減、最大185分(5.7K24fps耐久モード時)のバッテリー駆動など、アクティブな撮影シーンに対応する機能が充実しています。
・「見えない自撮り棒」技術の進化:Insta360の特許技術である「見えない自撮り棒」も引き続き搭載されています。360度撮影時に自撮り棒が映像処理によって自動的に消去され、まるで空中に浮いているようなドローン風の映像が撮影できます。この技術により、セルフィーでありながらも第三者視点の映像が簡単に撮影でき、SNS投稿などで差別化された映像表現が可能になります。
Insta360 X5は、単に解像度や性能が向上しただけではなく、AIを活用した撮影・編集ワークフローの効率化や、これまで360度カメラでは難しかった撮影シーンへの対応など、使い勝手を大きく向上させた製品と言えます。特に低照度性能の向上は、360度カメラの用途を大きく広げる可能性を秘めており、今後のコンテンツ制作やSNS投稿、VR体験などの分野に新たな可能性をもたらすでしょう。
【用語解説】
DOOH:Digital Out of Homeの略。交通広告、屋外広告、商業施設などに設置されたデジタルサイネージを活用した広告媒体。従来の静止画像の屋外広告と異なり、動画や双方向コンテンツの表示が可能。
360度カメラ:全方向(360度)を同時に撮影できるカメラ。複数のレンズで撮影した映像をリアルタイムで合成し、視聴者が自由に視点を変えながら映像を楽しむことができる。
PureVideo:Insta360 X5に搭載されたAI低照度撮影モード。AIノイズ除去アルゴリズムとダイナミックレンジ最適化により、暗い環境でも鮮明な映像を実現する技術。
InstaFrameモード:平面動画と360度RAWデータを同時記録できるInsta360 X5の新機能。編集不要ですぐに共有できる映像と、後から視点を変更できる360度データの両方を一度に撮影可能。
見えない自撮り棒:Insta360の特許技術で、360度カメラ専用の自撮り棒が映像処理によって自動的に消去され、まるで空中に浮いているような映像が撮影できる機能。
【参考リンク】
Insta360公式サイト(外部)
360度カメラの世界的リーディングカンパニーInsta360の公式サイト。製品情報や撮影テクニックなどを紹介
Insta360 X5製品ページ(外部)
最新フラッグシップモデルInsta360 X5の詳細スペックや機能、サンプル映像を確認できるページ
PR TIMES – Insta360 DOOH広告キャンペーン(外部)
今回のDOOH広告キャンペーンに関する詳細情報とプロモーション動画の内容を紹介