Last Updated on 2025-03-13 10:53 by admin
VRChatは、ドローン、デスクトップ用自撮りカメラ、ドリーカメラなどの新機能をオープンベータテストとして提供している。これらの機能は、VRChat+サブスクリプションのユーザー向けに公開されており、ドローン機能では仮想空間でドローンを操作して映像を表示したり、ドリー機能ではカメラのズームやスピード調整が可能になりる。また、「自撮り表現」機能ではウェブカメラとフェイストラッキングを使用し、VRヘッドセットなしで表情や目の動きを再現。ユーザーはVRChatのフィードバックページで意見を提供することが可能。
from:VRChat Now Testing Drones, Dolly Cams And Desktop Webcam Mode
【編集部解説】
VRChatは、ソーシャルVRのプラットフォームとして、ユーザー間での交流の方法を進化させ続けています。今回の新機能は、特にユーザーの表現力を拡張するもので、ドローン機能や自撮り表現は仮想空間内での新しいインタラクションを提供します。ドローンを使った映像撮影は、仮想空間内で自由にカメラを動かして視点を変えることができ、これまでにない体験を提供する可能性があります。
自撮り表現機能は、VRヘッドセットがないユーザーにもVR空間で感情を表現する手段を提供します。この技術により、VR未体験者でも顔の表情や目の動きを反映したアバターを操作でき、よりリアルで感情豊かなコミュニケーションが実現できます。
ドリー機能については、映像制作の面でも注目すべき技術です。ズーム、フォーカス、スピード調整などが可能で、映像制作のクオリティを向上させる新たなツールとなるでしょう。このような新しい機能が追加されることで、VRChatはただの遊びの場ではなく、クリエイティブな制作や表現活動を支える重要なプラットフォームに進化しています。
【用語解説】
VRChat:
VRChatは、ユーザーが仮想空間内でアバターを使い、他のユーザーと自由にコミュニケーションを取ることができるソーシャルVRプラットフォームです。ユーザーは、VRヘッドセットを装着した状態で仮想空間に没入したり、デスクトップモードで参加することもできます。
ドリーカメラ:
カメラが物理的に移動しながら撮影を行う技術で、視点の変化やスムーズな映像移動を提供します。VRChatでは、この機能を使って仮想空間内でカメラのズームやスピード調整が可能になります。