Windows 11 Copilot「PC Insights」、PC の不調をAIが読み解く—自身は1GBのRAMを消費

[更新]2026年7月14日

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「あなたのPCを重くしているものを教えます」と申し出るアシスタントが、その申し出をしている最中に800MBのメモリを食っている。Windows 11のCopilotに追加された新機能「PC Insights」は、たしかに便利かもしれません。ただ、DRAM価格が四半期で倍になった年に、この構図をどう受け止めればいいのでしょうか。


Windows Latest は2026年7月12日、Microsoft が Windows 11 の Copilot に「PC Insights」と呼ばれる機能を追加したと報じた。オプトイン方式の実験的機能で、Microsoft は段階的な提供としており、同媒体は米国で先行展開されているとしている。CPU の使用率、ストレージの空き容量と総容量、フォルダーのサイズ、接続中の USB 機器や外付けハードドライブ、プリンター、Webカメラ、ネットワークアダプター、バッテリーの健全性、ウイルス対策の稼働状況、BIOS 情報などを読み取り、平易な言葉で回答する。

Windows Latest のコード調査によれば、個々のファイルのサイズや GPU 使用率にも対応する。ファイルの中身は明示的な許可なしには読み取れない。許可の選択肢は「このセッションのみ許可」「常に許可」「今はしない」の3択で、設定画面から毎回確認する方式へ戻すことも、権限を撤回することもできる。現時点で Copilot は読み取り専用であり、問題の修復やシステム変更、バックグラウンドでの監視は行わない。Microsoft は、個人ファイルとシステム情報を保存せずモデルの学習にも使わないとする一方、プロンプトと応答は設定によって学習に用いられる場合があるとしている。

同媒体が2026年4月5日に報じた調査によれば、Copilot アプリは同年4月に WinUI のネイティブ実装から Web ベースの実装へ移行し、Microsoft Edge の専用コピー(msedge.exe)を同梱するようになった。その測定では、4月時点でバックグラウンド最大500MB、操作時に最大1GB を消費し、7月12日の報道では32GB の RAM を搭載した PC で起動直後に800MB を記録したという。

From: Windows 11 Copilot now tells you what’s slowing down your PC, while using 1GB RAM itself

【編集部解説】

1GB という数字を「たかが 1GB」と読み飛ばせない年に、この機能はやってきました。

2026年のメモリ市場は異常事態のただ中にあります。TrendForce の集計によれば、2026年第1四半期の通常型 DRAM 契約価格は、前四半期比で約93〜98%上昇しました。四半期のあいだに価格がほぼ倍になった計算です。DRAM 業界の売上高も前四半期比81%増の970億ドルに達しました。IEEE Spectrum が伝えたカウンターポイント・リサーチの調査でも、同四半期の途中時点で80〜90%の上昇が観測されています。AI データセンター向けの需要と収益性が突出し、その供給が他の用途から吸い上げられているためです。

構造は単純です。IDC は2026年の DRAM 供給の伸びを前年比16%、NAND を17%と見込んでいます。数字だけ見れば増えていますが、いずれも歴史的水準を下回る伸びであり、AI がもたらす需要の膨張には遠く及びません。そして Micron の EVP 兼最高事業責任者(Chief Business Officer)スミット・サダナは、HBM を1ビット出荷するために、DDR5 約3ビット分に相当する生産能力が必要になるという「3対1」のトレードオフを説明しています。これは物理法則ではなく、世代や歩留まりによって変動する換算上の目安です。ただし、供給増が需要の伸びに追いつかないなかで、HBM への生産能力配分が DDR5 を含む非 HBM DRAM の供給余力を圧迫しているという骨格は変わりません。

その Micron は2025年12月3日、29年の歴史を持つ Crucial の消費者向け事業からの撤退を発表しました。同社はこのとき、消費者向けの出荷を会計年度第2四半期末(2026年2月)まで継続すると表明しています。供給側の優先順位を、これ以上ないほど明確に示す決断でした。

RAM がふたたび「高価な資源」に戻った世界で、バックグラウンドや起動直後に数百MB、操作時には最大1GB を占有するアシスタントが「あなたの PC を重くしているものを教えます」と申し出る。この構図の居心地の悪さが、今回のニュースの中心にあります。

これは「診断」ではなく「翻訳」ではないか——編集部の見立て

まず、期待値を正確に置き直しておきます。

Microsoft のサポート文書を読むかぎり、PC Insights はオプトインの「実験的」機能であり、できることはデバイス・システム・ファイルに関する質問への回答、技術情報の平易な言葉への変換、PC で何が起きているかの理解の手助けと定義されています。逆にできないこととして問題の修復やシステム変更、トラブルシューティングの自動実行、バックグラウンドでのデバイス監視、許可なきファイルアクセスが明記され、さらに「常に完全または正確な情報を提供するとは限らない」という留保まで置かれています。

ここから読み取れるのは、タスクマネージャーや設定に散らばった数値を、自然言語に翻訳して差し出すレイヤーという性格です。「メモリ使用率が高い」とは言えても、「なぜ遅いのか」を因果として確実に特定できる保証までは、現時点の公開情報から読み取ることはできません。もっとも「診断ではなく翻訳」というのは Microsoft の正式な分類ではなく、あくまで編集部の見立てです。期待値を測る補助線として受け取っていただければと思います。

権限設計は、思ったより丁寧です

批判の的になりがちな部分ですが、権限モデル自体は真面目に設計されています。

許可の選択肢は「このセッションのみ許可」「常に許可」「今はしない」の3択で、セッションは PC の再起動またはアプリの終了までと定義されます。質問に答えるのに必要なデータだけを取得し、権限はプライバシー設定からいつでも取り消せる。加えて職場のメール、Teams のチャット、カレンダー、組織の Microsoft 365 環境に保存された文書へはアクセスしないと明言されています。

学習利用の線引きも明快です。個人ファイルとシステム情報は保存もモデル学習にも使われません。ただし、プロンプトと応答という会話の内容は、設定によっては AI モデルの学習を含む体験改善に利用され得ます。

ここに、注意深く見るべき「継ぎ目」があります。PC の状態そのものは学習に使われない。しかし、あなたがどう尋ね、AI がどう答えたかという会話の内容は、設定次第で学習等に利用され得る。「あなたのファイル」と「あなたとファイルについて交わした会話」で、異なるデータ利用ルールが適用されている——これは公式文書から読み取れる事実です。この線引きが実運用でどこまで保たれるかは、今後の検証対象として追い続けるべきテーマだと捉えています。

その2週間前に示された、Windows 軽量化方針との緊張関係

2026年3月20日、Windows + Devices 部門の EVP を務めるパヴァン・ダヴルリは Windows Insider Blog に「Our commitment to Windows quality」を投稿しました。そこでは、Windows のベースラインメモリ使用量を引き下げてアプリのための容量を空けること、コア体験を WinUI3 フレームワークへ移して操作の遅延を減らすことが掲げられています。

さらに同じ投稿には「Integrating AI where it’s most meaningful, with craft and focus」という項目があり、Copilot の統合について「より意図的」になると明言したうえで、Snipping Tool、フォト、ウィジェット、メモ帳といったアプリから不要な Copilot の入口を減らす方針が示されました。

そのわずか16日後、2026年4月5日。Windows Latest のパッケージ調査により、Copilot アプリが WinUI のネイティブ実装を捨て、Web ベースの実装へ回帰していたことが明らかになります。同媒体によれば、インストールフォルダーには Microsoft Edge の完全なコピー(約850MB)が同梱され、msedge.dll のサイズは315MB。同媒体はこれを、Chromium のブラウザーエンジン一式が丸ごと入っている証拠だと判断しています。なお、この構成は Microsoft が公式に説明しているものではありません。

数字はさらに雄弁です。Windows Latest の測定では、ネイティブ版の Copilot は100MB未満で動作していました。Web 版はバックグラウンドで最大500MB、操作を始めると最大1GB に達します。この報告は TechRadar など複数の媒体が取り上げており、7月の PC Insights 報道は、その延長線上に置かれた「続報」にあたります。

ただし、品質方針が約束したのは「Windows 全体のベースラインメモリ削減」と「Copilot の入口整理」であって、「Copilot アプリを常にネイティブで軽量に保つ」ことではありません。論理として正反対なのではなく、緊張関係にある——そう表現するのが正確でしょう。ただ、この緊張が、Windows Latest の測定環境では数百MBから最大1GB というかたちで現れたことは確かです。

この動きと時期を同じくして、Copilot 組織の再編も行われました。2026年3月17日、サティア・ナデラの発表により、コンシューマーとコマーシャルの Copilot は元 Snap 幹部のジェイコブ・アンドレウのもとに統合されます。Microsoft AI の CEO であるムスタファ・スレイマンは、その職にとどまりつつ、フロンティアモデルとスーパーインテリジェンスへ軸足を移し、モデル開発を中核に据える姿勢を示しました。両者の直接的な因果関係は確認できませんが、背景を考えるうえで注目すべき動きです。

Windows の軽量化を掲げる部門と、Copilot の体験を統合・拡張する部門。両者は同じ会社にありながら、最適化する目的関数が違うのではないか。メモリ使用量の増加は、その差分が可視化されたものではないか——これは編集部の仮説であり、組織構造とメモリ使用量を直接結ぶ一次証拠があるわけではありません。ただ、技術的な失態としてではなく組織的な力学として読むほうが、この事象の理解に近づけるように思います。

数値の扱いについて

「1GB」は製品仕様ではありません。Windows Latest が自社環境で観測した最大値であり、編集部が現時点で確認した範囲では、独立した第三者による追試は見つかっていません。TechRadar をはじめとする各媒体も、同社の測定結果を紹介・論評したものであって、独自に再測定したわけではないという点は押さえておくべきでしょう。

同じ媒体の4月調査ではバックグラウンドが約500MB、操作時に最大1GB。7月の32GB 機では起動直後に800MB。状態によって大きく振れる数値だと理解しておくのが正確です。

また「常駐アシスタントとしては重い」という評価も、他社製アシスタントとの統一条件ベンチマークにもとづくものではありません。確実に言えるのは、Windows Latest の測定において、同じ Copilot の前世代(ネイティブ版・100MB未満)から明らかに増えたという一点です。

「まだ読み取り専用」の“まだ”

最後に、長期の視点を。

現在の PC Insights は読み取り専用です。書き込み権限を追加する公式な計画は示されていません。しかしOS が自分自身の状態を言語で説明できるようになることは、エージェントが OS を操作できるようになる前段階に位置します——これは技術ロードマップとして自然な見方でしょう。もっとも、読む権限と書く権限のあいだには、技術面でも責任論の面でも大きな隔たりがあります。操作 API の設計、権限管理、実行前の安全確認、失敗時の復旧、競合処理。書き込みには、読み取りとは比較にならない量の設計判断が要求されます。

だからこそ、Microsoft がこの段階で「バックグラウンド監視はしない」「勝手に直さない」「ユーザーが選択した許可設定に従う」という制約を先に置いたことには意味があります。仮に書き込み権限が解禁される日が来たとき、これらの制約がどう維持され、どこが緩められるのか。そこを見張ることが、この段階で報じる意義でしょう。

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【編集部後記】

Windows Latestが測ったのは32GBを積んだPCでした。だから800MBは2.5%で済んでいる。けれど8GB機なら1割です。メモリを増設できる人ほど、この機能の代償を軽く感じられる——そういう非対称が、AI機能の「オプトイン」という言葉の裏に静かに埋まっている気がしてなりません。

みなさんのPCは何GB積んでいますか。そして、その一部をアシスタントに常駐で預けることを、いま何%までなら許せるでしょうか。


【用語解説】

PC Insights(ピーシー・インサイト)
Copilot on Windows アプリに追加された、オプトイン方式の実験的機能。CPU の使用率、ストレージ容量、接続デバイス、BIOS 情報などを、ユーザーの許可を得たうえで読み取り、自然言語で説明する。読み取り専用であり、設定変更や問題の修復はできない。Microsoft 自身が、回答が常に完全・正確とは限らないと注記している。

オプトイン(opt-in)
利用者が明示的に「使う」と選択して初めて有効になる方式。既定でオフである点が、初期状態から有効な「オプトアウト」方式と異なる。

WinUI / WinUI 3
Microsoft が提供する、Windows デスクトップアプリ向けのネイティブ UX フレームワーク。ただしメモリ効率や応答性は実装次第であり、ネイティブなら常に軽いという一般則があるわけではない。Microsoft は2026年3月、Windows のコア体験を WinUI3 へ移行する方針を示した。

Web アプリ/Web ラッパー
デスクトップアプリの外見を持ちながら、内部はブラウザーの技術で Web ページを表示する実装形態。開発効率は高いが、ブラウザーエンジンを抱え込む構成ではメモリ消費が大きくなりやすい。Windows Latest によれば、今回の Copilot は Microsoft Edge の実行ファイル(msedge.exe)と関連バイナリ一式を同梱している。

WebView2
Microsoft Edge のエンジンを利用して、アプリ内に Web コンテンツを埋め込むための実行環境。新しい Copilot アプリは、この WebView2 コンテナ上で動作するハイブリッド Web アプリだと Windows Latest は報告している。

Chromium
Google が主導するオープンソースのブラウザープロジェクト。Microsoft Edge もこれを基盤としている。

ベースラインメモリフットプリント
OS が基準状態で消費するメモリ量。これが下がるほど、アプリに回せる RAM が増える。測定条件の定義によって数値は変わる。

DRAM / HBM
DRAM は PC やスマートフォンの主記憶に使われる汎用メモリ。HBM(高帯域幅メモリ)は複数の DRAM ダイを積層した AI アクセラレーター向けの特殊品で、汎用品より高付加価値とされる。Micron の説明によれば、HBM を1ビット出荷するには DDR5 約3ビット分の生産能力が必要になる。この換算上のトレードオフが、DDR5 を含む非 HBM DRAM の供給を圧迫する要因となっている。

スーパーインテリジェンス(Superintelligence)
人間の知能を広範に上回る AI を指す概念。Microsoft では2026年3月の再編以降、ムスタファ・スレイマンがこの領域とフロンティアモデル開発へ主軸を移す体制となった。

【参考リンク】

Microsoft Copilot(公式)(外部)
Microsoft の AI アシスタント Copilot の公式サイト。Web 版と各種アプリの導線が集約されている。

PC insights(Microsoft サポート)(外部)
PC Insights の公式サポート文書。権限モデル、できること・できないこと、学習利用の方針を明記する。

Getting started with Copilot on Windows(外部)
Windows 版 Copilot の導入手順と機能一覧。ファイル検索や Copilot Vision の権限設定にも触れる。

Windows(Microsoft 公式)(外部)
Windows 11 および Copilot+ PC の製品情報を扱う公式ページ。要求スペックもここで確認できる。

Microsoft Edge(公式)(外部)
Windows Latest が Copilot アプリへの同梱を報告した、Microsoft Edge の公式サイト。Chromium を基盤に開発されている。

Windows Insider Blog(外部)
Windows の開発方針と新機能を発信する公式ブログ。2026年3月の品質表明もここに掲載された。

The Official Microsoft Blog(外部)
Microsoft の経営・組織に関する公式発表を掲載。Copilot 組織再編もここで公表された。

Micron Technology(投資家向け情報)(外部)
Micron の公式ニュースリリース。Crucial 消費者向け事業の撤退発表もこのページで公開された。

TrendForce プレスセンター(外部)
メモリ市場の契約価格や需給を四半期ごとに調査・公表する調査会社の公式発表ページ。

【参考記事】

Use the Copilot on Windows app to get PC insights and understand your device(外部)
Microsoft による一次情報。PC Insights はオプトインの実験的機能であり、質問に答えるのに必要なデータのみを取得すると明記する。許可の選択肢は「このセッションのみ許可」「常に許可」「今はしない」の3択で、セッションは PC の再起動またはアプリ終了までと定義される。できないこととして問題の修復、トラブルシューティングの自動実行、バックグラウンドでのデバイス監視、無許可のファイルアクセスが列挙され、常に完全または正確な情報を提供するとは限らないという留保も置かれた。個人ファイルとシステム情報は学習に使われないが、プロンプトと応答は設定次第で学習に用いられ得る。職場のメール、Teams のチャット、カレンダー、組織の Microsoft 365 環境の文書にはアクセスしない。

New Copilot for Windows 11 includes a full Microsoft Edge package, uses more RAM(外部)
2026年4月5日。Copilot アプリが WinUI のネイティブ実装を捨て、Web ベースの実装へ回帰したことと、そのパッケージ構成を報じた調査記事。インストールフォルダーに Microsoft Edge の完全なコピー(約850MB)が同梱され、msedge.dll のサイズが315MB であることから、Chromium のブラウザーエンジン一式が入っていると同媒体は判断している。RAM 使用量はネイティブ版が100MB未満だったのに対し、Web 版はバックグラウンドで最大500MB、操作時に最大1GB に達したと報告。7月の PC Insights 報道の前提にあたる重要な一本である。なお、これらは同媒体の調査結果であり、Microsoft の公式説明ではない。

Our commitment to Windows quality(外部)
2026年3月20日、Windows + Devices 部門 EVP のパヴァン・ダヴルリによる品質改善の公式表明。メモリ効率の改善とベースラインメモリフットプリントの引き下げを掲げ、コア体験の WinUI3 への移行による操作遅延の削減を明記する。また Copilot の統合について「より意図的」になるとし、Snipping Tool、フォト、ウィジェット、メモ帳から不要な Copilot の入口を減らす方針を示した。この投稿の16日後に Copilot の Web アプリ回帰が判明しており、編集部解説の柱とした。

Rapid Contract Price Surge Drives 1Q26 DRAM Industry Up 81% QoQ, Says TrendForce(外部)
2026年6月1日の調査発表。2026年第1四半期の通常型 DRAM 契約価格が前四半期比で約93〜98%上昇し、DRAM 業界の売上高が81%増の970億ドルに達したと報告する。AI の用途が学習から推論へ移るなかで、CSP のデータセンターが汎用サーバーへ投資の重心を移し、調達対象が HBM3e、LPDDR5X、高容量 RDIMM に加え、より幅広い容量の RDIMM へ広がっていると分析。第2四半期もさらに58〜63%の上昇を見込む。本記事の「1GB の重み」を測る土台とした。

Did Microsoft not hear about the RAM crisis? Windows 11’s new Copilot app is quite the memory hog(外部)
2026年4月7日。Windows Latest の調査結果を紹介し、そのメモリ消費を論評した記事。新しい Copilot が Edge のフォークを介して動作するハイブリッド Web アプリであり、バックグラウンドで最大500MB、操作時には約1GB に達するという同社の測定を伝える。メモリ価格が高騰し、8GB 機での Windows 11 運用に不安を抱くユーザーが増えている状況下での実装であることを指摘している。独自の再測定は示されていない。

Micron Announces Exit from Crucial Consumer Business(外部)
2025年12月3日の公式プレスリリース。世界の主要小売・EC・ディストリビューターにおける Crucial ブランド消費者向け製品の販売から撤退し、出荷は会計年度第2四半期末(2026年2月)まで継続すると発表した。EVP 兼最高事業責任者のスミット・サダナは、AI データセンターの成長がメモリとストレージの需要を押し上げたことを理由に挙げ、より大規模で戦略的な顧客への供給を優先するための決断だと説明している。29年続いたブランドである。

AI memory is sold out, causing an unprecedented surge in prices(外部)
Micron のスミット・サダナが、HBM を1ビット製造するために DDR5 約3ビット分の生産能力を犠牲にせざるを得ないという「3対1」のトレードオフを説明する。HBM は複数の DRAM ダイを積層して作られ、最新世代では12層構成が量産され、16層構成も顧客向けサンプルの出荷段階に入っている。ノート PC のハードウェアコストに占めるメモリの比率は、2025年前半の10〜18%から約20%へ上昇したという。Micron はアイダホ州ボイシで2工場を整備しており、第1工場は2027年半ばの初期ウェハー出力、第2工場は2028年末までの稼働開始を予定している。

AI Boom Fuels DRAM Shortage and Price Surge(外部)
カウンターポイント・リサーチのデータとして、2026年第1四半期の途中時点で DRAM 価格が80〜90%上昇したことを報じる。AI データセンターの GPU に供給される DRAM の需要と収益性が突出し、その供給を他用途から吸い上げていること、DRAM 業界の周期的な好不況と前例のない規模の AI インフラ投資が衝突した結果であり、需給均衡には数年を要すると専門家が指摘していることを伝える。

Global Memory Shortage Crisis(外部)
Samsung、SK Hynix、Micron の3社が、限られたクリーンルームと設備投資を高収益のエンタープライズ向け部品へ振り向けており、これはゼロサムゲームであると分析する。2026年の DRAM 供給成長率は前年比16%、NAND は17%と、いずれも歴史的水準を下回る見通し。Copilot+ PC が最低16GB の RAM を要求するなど AI PC がより多くのメモリを必要とする一方で、それを搭載するコストが法外に高くなっているという矛盾を指摘する。

Microsoft revamps Copilot structure, elevating former Snap exec as Suleyman shifts to AI models(外部)
2026年3月17日、サティア・ナデラが Copilot 組織の再編を発表し、コンシューマーとコマーシャルの AI 部門を元 Snap 幹部のジェイコブ・アンドレウのもとに統合したと報じる。Microsoft AI の CEO であるムスタファ・スレイマンはその職にとどまりつつ、フロンティアモデルとスーパーインテリジェンスへ軸足を移す。アンドレウは EVP としてナデラに直接報告する。Microsoft 365 Copilot の有償ユーザーは直近で1500万人、エンタープライズ全体の約3%にあたる。

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Ami
テクノロジーは、もっと私たちの感性に寄り添えるはず。デザイナーとしての経験を活かし、テクノロジーが「美」と「暮らし」をどう豊かにデザインしていくのか、未来のシナリオを描きます。 2児の母として、家族の時間を豊かにするスマートホーム技術に注目する傍ら、実家の美容室のDXを考えるのが密かな楽しみ。読者の皆さんの毎日が、お気に入りのガジェットやサービスで、もっと心ときめくものになるような情報を届けたいです。もちろんMac派!