未来型VRフィットネスゲーム「Sportvida CyberDash」が、2025年3月20日にMeta QuestプラットフォームとSteamで正式リリースされる。価格は20ドル(約3,000円)。
開発元はible Technology社。ゲームは2024年7月19日にMeta Quest Storeでアーリーアクセス版がリリースされており、現在4つ星の評価を維持している。
「Sportvida CyberDash」は、30種類のマップを走り抜けながら、障害物を破壊、回避するアクションゲーム。プレイヤーは未来的な世界で、デジタルブレードでスライス、拳で破壊、壁を突破するなど3つの戦闘メカニクスを駆使してゴールを目指す。
ゲームには「Lenient Mode」(寛容モード)と「Strict Mode」(厳格モード)の2つの難易度設定があり、プレイヤーの体力や目的に合わせて選択できる。また、グローバルチャレンジや世界ランキングなどの機能も搭載している。
2025年2月24日から3月3日まで開催されるSteam Next Festでは、無料デモ版が公開される予定。
ゲームは、プレイ時間、消費カロリー、歩数、トレーニング頻度などのワークアウト追跡機能も備えている。
from Futuristic Fitness Game Sportvida CyberDash Gets Steam Demo Before Upcoming Launch
【編集部解説】
「Sportvida CyberDash」は、VRフィットネスとアクションゲームを融合させた新しいタイプのエンターテインメントとして注目を集めています。この革新的なアプローチは、従来のVRフィットネスゲームとは一線を画しており、ユーザーに新鮮な体験を提供しています。
本作の特徴は、単なる運動ではなく、ゲーム性を重視している点です。プレイヤーは未来的な世界を走り抜けながら、障害物を破壊したり回避したりするアクションを楽しむことができます。これにより、運動が単調になりがちな従来のフィットネスゲームの課題を解決し、ユーザーのモチベーション維持に貢献する可能性があります。
「Lenient Mode」と「Strict Mode」の2つの難易度設定は、幅広いユーザー層に対応できる工夫と言えるでしょう。初心者から上級者まで、自分のペースで楽しみながら運動できる環境を提供しています。
グローバルチャレンジや世界ランキングなどの機能は、ユーザー同士の健全な競争意識を刺激し、継続的な運動習慣の形成を促進する可能性があります。
将来的には、このようなVRフィットネスゲームが、従来のジムやフィットネスクラブに代わる新しい運動の形として普及する可能性があります。特に、時間や場所の制約が多い現代人にとって、自宅で手軽に楽しめるVRフィットネスは魅力的な選択肢となるでしょう。
長期的には、VRフィットネスゲームの発展により、健康管理や運動療法の分野にも影響を与える可能性があります。例えば、リハビリテーションや高齢者の運動支援など、医療分野での活用も期待されます。
今後、このようなVRフィットネスゲームがどのように進化し、私たちの生活や健康に影響を与えていくのか、注目に値します。
【用語解説】
Meta Quest: Meta社(旧Facebook)が開発・販売するVRヘッドセット。スタンドアロン型で、PCやスマートフォンなしで使用できます。
Steam: Valve社が運営するPC向けゲーム配信プラットフォーム。多くのVRゲームも配信されています。
【参考リンク】
Sportvida公式サイト(外部)Sportvida CyberDashの開発元であるible Technology社の公式サイト。ゲームの詳細情報や最新ニュースを確認できます。