H3ロケット9号機、みちびき7号機を所定の軌道に投入

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H3ロケット9号機は、本来なら2026年2月1日の夕方に飛ぶはずでした。実際の打上げは8月11日の未明です。191日の遅れの中身は、部品の作り直しと、その部品がなぜ誰にも止められなかったのかという問いでした。そして今日の到達をもってしても、みちびきの7機体制はまだ完成しません。


宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2026年8月11日4時23分31秒、種子島宇宙センターからH3ロケット9号機を打ち上げた。ロケットは計画どおり飛行し、打上げから約29分4秒後に準天頂衛星システム「みちびき7号機」を正常に分離し、所定の軌道に投入したことを確認した。

9号機は当初2026年2月1日の打上げを予定していたが、2025年12月22日のH3ロケット8号機の失敗とその原因究明、さらに台風13号の影響で延期を重ねていた。8号機の失敗は衛星搭載アダプタ内部の剥離が主要因と特定され、9号機には製造方法を変更したアダプタが使われた。

みちびき7号機は「みちびき」として初めて準静止軌道で運用される衛星となる。

From: 文献リンクH3ロケット9号機による「みちびき7号機」の打上げ結果

【参考動画】

準天頂衛星システム「みちびき7号機」/H3ロケット9号機 打上げライブ中継(JAXA公式)

みちびき7号機/H3ロケット9号機 打上げ経過記者会見(JAXA公式)

みちびき7号機/H3ロケット9号機 打上げ前ブリーフィング(JAXA公式)

【編集部解説】

191日遅れて、232日ぶりに

2026年8月11日午前4時23分31秒。種子島宇宙センターの第2射点から、H3ロケット9号機が離昇しました。約29分4秒後、準天頂衛星「みちびき7号機」は正常に分離し、所定の軌道に入りました。

この一機は、本来なら2026年2月1日の午後に飛ぶはずでした。内閣府が2025年12月1日に公表した計画では、打上げ予定時間帯は16時30分から18時00分。予備期間は3月31日までと定められていました。

実際の打上げは、当初予定日から191日、予備期間の最終日から133日が過ぎた8月の未明でした。当時の計画では、残る衛星を2025年度中に打ち上げ、2026年度から7機体制でサービスを開始する予定です。何がこの時間を作ったのかを、順に追っていきます。

起点:7機でそろえる、という約束

みちびきは「日本版GPS」と呼ばれますが、この呼び名は肝心なところを隠してしまいます。

2010年に初号機が打ち上げられ、2017年に運用が内閣府へ移りました。2017年度に2号機から4号機が上がり、2018年11月から4機体制での運用が始まります。日本のほぼ真上に常に測位衛星がいる。だから高層ビルの谷間でも、木々に覆われた山間でも信号が届く。これが「準天頂」という名前の由来です。

計画されていたのは、2024年度から2025年度にかけて5号機、6号機、7号機を打ち上げ、7機体制にすることでした。7機がそろうと、他国の測位衛星に頼らず「みちびき」だけで位置を出せるようになります。JAXAはこれを「持続測位」と呼びます。

「日本版GPS」ではなく「GPSがなくても成り立つ日本の測位網」。それが7機体制の意味でした。

3機には、JAXAが開発した高精度測位システムASNAV(アスナブ)が積まれていました。スマートフォンやカーナビのような一般的な受信機の測位精度を、現状の5mから10m程度から1mへ引き上げることをねらう技術です。

2025年2月2日、順調な滑り出し

まず静止軌道の場所を確保するため、6号機が先に上がりました。H3ロケット5号機による打上げは成功します。

ここで見ておきたいのは、その後の時間です。6号機は2月13日に運用静止位置へ投入され、その事実が2月18日に公表されました。内閣府は6月10日に7月18日からのサービス開始を予告し、7月18日に開始を発表しています。打上げから最初のサービス開始まで166日、約5か月半。SBAS配信サービスは10月2日に始まり、8か月を要しました。衛星は上がった瞬間から働き出すわけではない、ということです。

このときのH3は、すでに安定期に入ったように見えていました。2023年3月7日の試験機1号機は失敗し、だいち3号を失いましたが、2024年2月17日の試験機2号機以降、3号機(だいち4号)、4号機(きらめき3号)、5号機(みちびき6号機)と成功が続いていたからです。

2025年12月22日 10時51分、3分45秒後の異変

みちびき5号機を搭載したH3ロケット8号機が離昇します。

異変は打上げから3分45秒後、衛星フェアリングを分離した直後に起きました。衛星を載せる部分が損傷。飛行データの分析から、衛星は第1段分離の時点ですでにロケットから離脱していたことが後に判明します。第2段エンジンは早期に燃焼を停止しました。

JAXAが2026年6月10日の撮影時点でASNAVのサブマネージャとして紹介している明神絵里花氏は、8号機の打上げ当日、東京事務所でライブ配信を担当していました。第2段エンジンが早期に燃焼を停止したという音声を聞いた瞬間、言葉が出なくなったと振り返っています。中継が途切れたあとも、追加の情報を祈るような気持ちで待っていた——。

12月23日に掲載された内閣府特命担当大臣(宇宙政策)の談話は、すでに打上げが失敗に終わったことを明記していました。12月25日には、その後みちびき5号機の喪失が確認されたことを受けた談話が出されます。

この喪失で失われたのは、衛星1機ではありませんでした。ASNAVの柱である衛星間測距システム(ISR)で、測距信号を「送信する」機能を積んでいたのは5号機だけだったのです。受信側は6号機と7号機に残る。しかし送る側がいない。

原因は、接着だった

原因究明は7か月に及びました。

2026年1月20日、2月25日、3月24日と、文部科学省の調査・安全小委員会で報告が重ねられます。2月の時点で、衛星を支える衛星搭載アダプタ(PSS)の内部で製造時に問題が起きていたことが有力視されました。

PSSは炭素繊維強化樹脂(CFRP)の表面材とアルミハニカムの芯材を貼り合わせた構造で、テープ状に接着した「スプライス」と呼ばれる継ぎ目があります。この表面材と芯材の間に、剥離が生じていました。

8号機以外の製造済みPSSでも同様の剥離が確認され、単機固有の問題ではないことが判明します。

2026年4月13日、剥離の発生から全体の破壊に至るメカニズムが特定され、打上げ失敗の主要因である可能性が極めて高いと結論づけられました。同時に、飛行再開に向けた対策方針も決まります。

すりぬけたのは、検査ではなくプロセスだった

ここがこの事故のいちばん重い部分です。

JAXAは7月6日の小委員会で、「PSS破壊に至るCFRPスキンとアルミハニカムコアの間の剥離を、打上げ前に検出できなかった」ことを最上位の事象と位置づけ、背後要因の分析を報告しました。

そして、こう書いています。剥離を生じたままフライトさせたのは単なる製造や検査の不備ではなく、開発を含めた複数の工程をすりぬけて発生したものである——。

分析は2段階で行われました。第1段階では、不具合が検出されないまま打上げに至った経緯について、開発プロセスに潜む技術的要因を洗い出す。第2段階では、プロジェクトマネジメント、知識管理、リスク管理、人材と能力にまで踏み込む。手法には、ハードウェア故障の分析に使われるバリエーションツリー分析となぜなぜ分析が用いられました。

「部品が悪かった」で終わらせず、なぜその部品が誰にも止められずに空へ行けてしまったのかを問う。この姿勢が、7か月という時間の中身です。

報告書は7月23日の宇宙開発利用部会で審議・決定され、7月30日には文部科学省のH3ロケット8号機対策本部が、原因究明と対策案は技術的に妥当だと了承しました。

6号機と9号機は、確かめたものが違う

2026年6月12日、H3ロケット6号機が打ち上げられます。固体ロケットブースタを使わない30形態の試験機で、性能確認用ペイロードと小型副衛星6機を搭載していました。このときは30形態そのものの飛行実証を主目的としつつ、補修したPSSを搭載して追加のフライトデータを取得し、原因評価の裏付けと後続ミッションの確度向上にも用いました。

一方、9号機に使われたPSSは、製造方法を変更した新造品です。

6号機(6月12日) 9号機(8月11日)
形態 30形態(H3-30S) 22形態(H3-22S)
積荷 性能確認用ペイロード+小型副衛星6機 大型実用衛星
衛星搭載アダプタ 補修品 製造方法を変更した新造品
主目的 30形態の飛行実証 実用衛星の軌道投入

6号機でH3そのものの飛行を再開し、30形態と補修PSSのデータを取得しました。9号機では主力の22形態による実用衛星ミッションが再開され、製造方法を変更したPSSでみちびき7号機を所定の軌道へ投入しています。8号機から9号機まで、22形態による主衛星ミッションには232日の間隔が空きました。

22形態は試験機2号機から5号機まで4機連続で成功したのち、8号機で失敗しました。9号機はその次の22形態の成功で、累計では5機目にあたります。

政府はどう受け止めたか

打上げ当日、内閣総理大臣・高市早苗氏のコメントと、内閣府特命担当大臣(宇宙政策)・小野田紀美氏の談話が公表されました。

大臣談話は、今回の打上げを6月の6号機に続く「連続での成功」と位置づけ、打上げに成功したことで我が国のロケット技術の信頼性の高さを示せたと述べています。

注目したいのは衛星の数え方です。談話は「現在運用中の5機と合わせ」と書いています。打上げ直後の時点で、運用中のみちびきは5機。7号機は所定の軌道へ移動し、数か月程度かけて試験を行ってから運用に入ります。

そして、道のりはまだ続く

今日の到達は区切りであって、ゴールではありません。

7号機が試験を終えて運用を開始すると、みちびきは当面、7機ではなく6機で運用されます。そしてこれは、内閣府がすでに織り込み済みの前提です。打上げの12日前にあたる2026年7月30日、内閣府は「みちびき6機運用下における衛星軌道及びサービス性能について」を公表しています。7号機の運用開始後に続く6機運用の期間を、あらかじめ規定したうえでこの日を迎えたということです。

7月1日までJAXAでASNAVのプロジェクトマネージャを務めた松本暁洋氏は、7機体制で1mを期待していた精度が、6機では誤差が倍程度になるとの見通しを示しています。

ただし、この劣化が現れるのは「みちびきだけで測位した場合」に限られます。スマートフォンもカーナビもGPSなど他国の衛星を併用しているため、日常の位置情報が今日から悪くなるという話ではありません。JAXA自身がその点を明示しています。

失われたISRの送信機能については、JAXAが2025年から11機体制に向けた開発に着手しています。3号機の後継機と新規のみちびき8号機、2026年度からは2号機と4号機の後継機。この4機が『準天頂衛星システム第一期増強プロジェクト』として動き、8号機に5号機で失われた送信機能が積まれる計画です。

大臣談話は11機体制を「7機のうち、どの1機が故障しても測位機能を維持できる」体制と説明しています。7機体制の早期構築と、11機体制に向けた開発の加速が、同じ談話で並べて語られました。

一方、みちびき7号機には別の初挑戦があります。みちびきとして初めて準静止軌道で運用される衛星なのです。H3が投入したのは準静止遷移軌道で、衛星自身が約0.5か月かけて準静止軌道へ移ります。

準静止軌道は、赤道上を回る静止軌道から軌道傾斜角をわずかに傾けた軌道です。地上から見ると、赤道付近をほんの少し動いて見える。この「少し動く」ことで、衛星自身の軌道位置をより正確に決められます。

運用上の利点もあります。静止軌道の衛星は約3週間に1度スラスターで軌道を保ち、そのたびに約2日サービスを止めます。準静止軌道なら半年に1度で済む。常に使えることが価値の中心にあるサービスにとって、この差は精度と並ぶ意味を持ちます。

H3の次の仕事

9号機の成功は、それ自体がゴールではなく、いくつもの計画の前提です。

H3は今後、火星衛星探査計画「MMX」の探査機、新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」、そしてispaceの月着陸船「ULTRA」(2028年の月面着陸を目指す)を運ぶことになっています。

主力22形態による主衛星ミッションには、8号機から9号機まで232日の間隔が空きました。その間、H3全体としては6月12日に30形態の6号機が飛んでいます。日本の宇宙開発の当面の予定表は、H3が確実に飛ぶという前提の上に組まれています。

JAXAの打上げ結果リリースは「正常に分離し、所定の軌道に投入したことを確認」と記しています。ロケットの仕事はここまでで、ここからは衛星の番です。みちびき6号機は打上げから最初のサービス開始まで約5か月半、SBAS配信まで8か月を要しました。大臣談話も、7号機は数か月程度の試験を経て運用を開始するとしています。本格的に働き始めるのは2027年に入ってからと見るのが自然でしょう。打ち上がったあとにも、静かで長い仕事が続いていきます。

軌道の実測値は、まだ公表されていません。打上げ計画書が示す計画値は、近地点高度約370km、遠地点高度約35,586km、軌道傾斜角22.9度の準静止遷移軌道。実際にどこへ入ったのか、その数字が出てくるのを待ちたいところです。

対策の評価について。原因分析と地上試験、6号機のフライトデータを踏まえ、JAXAと文部科学省は対策案を技術的に妥当と判断しました。そこへ9号機の飛行実績が加わります。複数の製造済みPSSで剥離が見つかった経緯を思えば、信頼というものは、これから一機ずつ積み上がっていくものなのでしょう。その積み上がっていく様子を、見届けたいと思います。

ASNAVの「1m」も、まだ検証を待つ数字です。5号機、6号機、7号機の打上げ後に約3年間の検証を行う計画でしたが、5号機の喪失で前提が変わりました。ISRの送信側を欠いたまま、どこまで迫れるのか。変わってしまった条件のなかで、それでも答えを出そうとしている人たちがいます。その答えは、これから出てきます。

それでも、232日

「ものすごいダメージを受けましたが、凹んではいません」

松本氏は、5号機を失ったあとの心境をそう語っています。6号機と7号機で測位精度向上を実証し、成果を出す。そう宣言したのが2026年6月。その2か月後の今日、7号機は空へ上がりました。

7機がそろう日はまだ遠い。けれど、その日に向けた一機は、確かに所定の軌道に届いています。

【みちびき7号機打上げまでの経緯】

日付 出来事
2010年 みちびき初号機打上げ(JAXA)
2017年 運用が内閣府へ移管。2017年度に2号機から4号機を打上げ
2018年11月 4機体制での運用開始
2023年3月7日 H3試験機1号機 失敗(だいち3号喪失)
2024年2月17日 H3試験機2号機 成功
2024年7月1日 H3 3号機(だいち4号)成功
2024年11月4日 H3 4号機(きらめき3号)成功
2025年2月2日 H3 5号機(みちびき6号機)成功
2025年2月13日 みちびき6号機が運用静止位置へ投入(18日に公表)
2025年7月18日 みちびき6号機 サービス開始
2025年10月2日 みちびき6号機 SBAS配信サービス開始
2025年10月26日 H3 7号機(HTV-X1)成功
2025年12月1日 9号機の打上げ計画を発表(予定日2026年2月1日)
2025年12月22日 H3 8号機 失敗。みちびき5号機喪失
2026年1月7日/2月5日 9号機 打上げ延期
2026年2月25日 衛星搭載アダプタ内部の製造時の問題を有力視
2026年4月13日 破壊メカニズムを特定。対策方針を決定
2026年6月12日 H3 6号機(30形態試験機)成功。飛行再開
2026年6月15日 9号機を8月7日に再設定
2026年7月23日 宇宙開発利用部会が報告書を決定
2026年7月30日 文科省対策本部が対策案を妥当と了承/内閣府が6機運用下の性能を公表
2026年8月3日 台風13号で延期
2026年8月11日 4:23:31 H3 9号機 打上げ。約29分4秒後にみちびき7号機を分離

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【編集部後記】

小野田紀美内閣府特命担当大臣の談話は、11機体制を「7機のうち、どの1機が故障しても測位機能を維持できる」体制だと説明しています。7機体制は、みちびきだけで持続測位を行うための最低限の構成です。11機への拡張は、そこにバックアップの能力を持たせ、利用できる領域も広げることをねらっています。

5号機を失ったいま、この定義は違う重さで読めます。1機欠けても測位を保てる体制は計画として描かれている。しかし、その余裕をまだ持てていない。7機体制と11機体制が同じ談話で並ぶ理由は、ここにあります。


【用語解説】

準静止軌道
赤道上を回る静止軌道に対し、軌道傾斜角と離心率をわずかに与えた軌道。地上からは衛星が赤道付近を小さく動いて見える。みちびきでは7号機が初めて運用される。

持続測位
他国の測位衛星に頼らず、みちびきだけで測位を維持できる状態。7機体制で実現する。

高精度測位システム(ASNAV)
JAXAが開発した測位精度向上の仕組み。読みは「アスナブ」。一般的な受信機の測位精度を現状の5mから10m程度から1mへ引き上げることをねらう。みちびき5号機、6号機、7号機に搭載された。

衛星間測距システム(ISR)
ASNAVの中核機能のひとつ。衛星同士で距離を測り、相手の衛星を宇宙空間の監視局と見立てることで、衛星の軌道位置を高精度に決定する。測距信号の送信機能はみちびき5号機のみが搭載していた。

衛星搭載アダプタ(PSS)
衛星をロケットに固定するための構造部品。CFRPの表面材とアルミハニカムの芯材を貼り合わせた構造を持つ。H3ロケット8号機ではこの内部で剥離が生じ、打上げ失敗の主要因と特定された。

スプライス
衛星搭載アダプタの継ぎ目にあたる、テープ状に接着された部分。

CFRP
炭素繊維強化樹脂。軽量かつ高強度で、ロケットや航空機の構造材に用いられる。

22形態(H3-22S)
H3ロケットの機体構成のひとつで、LE-9エンジン2基、固体ロケットブースタ2本、ショートフェアリングを組み合わせる。H3の主力にあたる構成。

30形態(H3-30S)
LE-9エンジンを3基用い、固体ロケットブースタを使わない構成。より低コストでの打上げをねらう。

SBAS
静止衛星型衛星航法補強システム。測位衛星の信号を補強し、精度と信頼性を高める。みちびき6号機は2025年10月に配信サービスを開始した。

バリエーションツリー分析
事象に至るまでの逸脱を時系列で図示し、問題点を識別する分析手法。JAXAはH3ロケット8号機の背後要因分析に用いた。

なぜなぜ分析
問題の原因に対して「なぜ」を繰り返し、根本原因まで掘り下げる分析手法。

準天頂衛星システム第一期増強プロジェクト
11機体制に向け、みちびき3号機の後継機と新規の8号機、2号機と4号機の後継機の計4機を開発する計画。

【参考リンク】

みちびき(準天頂衛星システム)(外部)
内閣府が運営する準天頂衛星システムの公式サイト。各サービスの仕様書や衛星の運用情報、みちびき対応製品のリストまでを幅広く公開している。

みちびき7号機打上げ 特設サイト(外部)
7機体制の考え方と、みちびき7号機の主要諸元をまとめた内閣府の特設ページ。打上げ日程が二転三転した経緯もここから追うことができる。

みちびき6機運用下における衛星軌道及びサービス性能について(外部)
内閣府が2026年7月30日に公表した資料。7号機の運用開始後に続く6機運用の期間について、衛星軌道とサービス性能を示している。

H3ロケット9号機による「みちびき7号機」の打上げについて[内閣府特命担当大臣(宇宙政策)談話](外部)
2026年8月11日付の内閣府特命担当大臣(宇宙政策)談話。打上げ時点で運用中の衛星が5機であることや、7機体制と11機体制の方針を記す。

内閣総理大臣のコメント(首相官邸)(外部)
2026年8月11日付。みちびき7号機の軌道投入を受けて公表された内閣総理大臣のコメント。内閣府特命担当大臣の談話へのリンクも置かれている。

みちびき7号機×H3ロケット9号機特設サイト(外部)
JAXAによる9号機の特設ページ。打上げ計画書、プレスキット、告知ポスターへのリンクを収める。飛行計画の秒単位の数値もここから確認できる。

H3ロケット(JAXA)(外部)
H3ロケットの機体構成や開発の経緯、これまでの打上げ実績を掲載するJAXAの公式ページ。22形態と30形態の違いもここで確認できる。

H3ロケット8号機の打上げ失敗に関する対応状況について(外部)
H3ロケット8号機の打上げ失敗について、原因究明の経過と報告書の審議状況をJAXAがまとめた情報開示ページ。関連資料も集約されている。

高精度測位システム(ASNAV)(外部)
JAXA第一宇宙技術部門によるASNAVの解説ページ。衛星間測距システムと衛星/地上間測距システムの仕組みを図で示している。

衛星配置表示アプリ(GNSS View)(外部)
内閣府が公開する衛星配置表示アプリ。現在地から見える測位衛星の配置を確認でき、みちびきと他国の衛星の重なりも把握できる。

【参考記事】

【更新】H3ロケット9号機打上げ成功、みちびき7号機を予定軌道に投入(外部)
打上げ当日の詳報。7機体制の計画と5号機喪失の関係、そして11機体制に向けた検討状況までを、公表資料に沿って丁寧に整理している。

JAXAが「H3」ロケット9号機を打ち上げ 「みちびき」7号機の軌道投入に成功(外部)
JAXA発表の速報値をもとに、SRB-3分離から衛星分離までの飛行シーケンスを秒単位で記載。6号機との衛星搭載アダプタの違いにも触れる。

H3ロケット8号機打上げ失敗、最も有力な原因判明 計画にも大きな影響か(外部)
2026年2月25日の調査・安全小委員会の報告。8号機以外の製造済み衛星搭載アダプタでも同様の剥離が確認されたことを伝えている。

H3ロケット8号機失敗の原因特定詳報 6号機はPSS補修で打ち上げ再開へ(外部)
2026年4月13日の報告を受けた記事。剥離の発生から全体破壊に至るメカニズムの特定と、飛行再開に向けた対策方針の内容を詳述している。

「明日のナビゲーションを開拓する」ASNAV ~「みちびき5号機」の喪失を乗り越えて~(外部)
ASNAV担当2名への聞き取り。7機体制で1mを見込んでいた精度が、6機運用では誤差が倍程度になるとの見通しが語られている。

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山本 達也 代表社員
合同会社デジタルの窓口 代表。ウェブ解析士。生成AI・サイバーセキュリティ・ 宇宙開発領域を中心に執筆。

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