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現代科学を支えるサイエンスコミュニケーション:複雑化した現代科学技術への橋渡しの重要性ー「チ。」「元素楽章」ポップカルチャーと科学

 - innovaTopia - (イノベトピア)

Last Updated on 2025-05-29 17:44 by admin

2025年3月、日本科学未来館で人気アニメ「チ。」の特別展が開催され、天文学をアニメの世界観で学ぶ没入体験が話題となっています。一方、2024年5月に出版された元素擬人化作品「元素楽章」は、ゲーム化など様々なコンテンツ展開が予定されています。

なぜ今、音楽、アニメ、ゲームと科学の融合が相次いでいるのでしょうか?それは、複雑化した現代科学を社会に伝える新たな「架け橋」が求められているからです。科学への扉は、私たちが想像する以上に創造的な形で開かれようとしています。

科学のきっかけはなんだっけ?

皆さんの科学への最初のきっかけは何だったでしょうか。筆者の場合、それは図書館で偶然手に取った天体の図鑑でした。夜空に輝く無数の星々、遥か彼方の銀河の写真に心を奪われ、宇宙の神秘に魅せられたのがすべての始まりでした。一方、ある友人は、かつて放送されていたテレビドラマ「ガリレオ」を見て、主人公の物理学者がかっこいいと感じたことが科学への興味の出発点だったと話していました。

このように振り返ってみると、科学への扉は必ずしも科学そのものから開かれるわけではないことがわかります。美しい図鑑の写真、魅力的なドラマのキャラクター、偶然目にした実験の光景、あるいは身近な自然現象への疑問など、科学との最初の出会いは実に多様で、しばしば予期しない形で訪れるものです。この事実は、科学と社会をつなぐコミュニケーションの重要性を示唆しています。

サイエンスコミュニケーションとは何か

サイエンスコミュニケーションとは、簡単に言えば「科学を分かりやすく伝える活動」のことです。研究者が専門的な研究内容を一般の人々に説明したり、科学の面白さや重要性を社会に広めたりする、あらゆる取り組みを指します。

私たちの身の回りには、実は多くのサイエンスコミュニケーションの例があります。テレビの科学番組(「ためしてガッテン」や「サイエンスZERO」など)、科学館での実験ショーや展示、研究者が書くブログやSNSでの発信、街中で開催されるサイエンスカフェ、YouTubeでの科学解説動画、科学雑誌の特集記事、そして学校に研究者が出向いて行う出前授業なども、すべてサイエンスコミュニケーションの一部です。

重要なのは、これらの活動が単なる「教える・教わる」の一方通行ではないということです。科学者が市民の疑問や関心を知ることで新たな研究のヒントを得たり、社会のニーズを理解したりする機会にもなります。つまり、科学と社会が互いに学び合う、双方向のやりとりなのです。

この分野の重要性について、科学コミュニケーション研究の先駆者であるジョン・デュラント(John Durant)は次のように述べています。「科学コミュニケーションは、民主主義社会において市民が科学技術に関する意思決定に参加するために不可欠である」。また、社会学者のスティーブン・コーエン(Steven Cohen)は、「現代社会における科学技術の影響力の拡大に伴い、科学コミュニケーションは単なる教育活動を超えて、社会の持続可能な発展のための基盤となっている」と指摘しています。

これらの言葉が示すように、サイエンスコミュニケーションは現代社会において、単に知的好奇心を満たすためだけのものではなく、民主的な意思決定プロセスを支える重要な社会的機能を担っているのです。

科学への扉を開いた「ロウソクの科学」

2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏は、自身の科学への出発点として「ロウソクの科学」という本を挙げています。この本は、19世紀の偉大な化学者・物理学者であるマイケル・ファラデー(Michael Faraday, 1791-1867)による有名な講演シリーズを書籍化したものです。

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ファラデーは1860年から1861年にかけて、ロンドンの王立研究所で子ども向けのクリスマス講演を行いました。「ロウソクの科学」は、たった一本のロウソクを題材に、燃焼という身近な現象を通して化学の基本原理を解き明かした講演録です。ファラデーは、ロウソクの炎の形や色、燃焼に必要な酸素、生成される二酸化炭素や水蒸気など、日常的に目にする現象の背後にある科学的原理を、巧みな実験と分かりやすい説明で聴衆に示しました。

この講演の革新的な点は、複雑な化学理論を身近な題材から出発して段階的に説明し、聴衆の興味を引きつけながら科学の面白さを伝えたことにあります。吉野氏が小学4年生の時に担任の先生から薦められたこの本は、まさに優れたサイエンスコミュニケーションの典型例であり、一人の少年を最終的にノーベル賞受賞者へと導く科学の道筋の出発点となったのです。

現代におけるサイエンスコミュニケーションの意義

21世紀の現代社会において、科学技術はますます複雑化し、その影響は社会の隅々にまで及んでいます。気候変動、遺伝子編集技術、人工知能、量子コンピュータなど、私たちの生活や将来を大きく左右する科学技術の発展が相次いでいます。これらの技術は、その恩恵を享受する一方で、倫理的・社会的な課題も提起しており、専門家だけでなく社会全体での理解と議論が求められています。

このような状況において、サイエンスコミュニケーションの役割はますます重要になっています。複雑な科学技術を市民が理解し、その利用や規制について適切な判断を下すためには、効果的な科学コミュニケーションが不可欠です。また、次世代の科学者や技術者を育成するためにも、多様な入り口から科学への興味を喚起することが重要です。

現代のポップカルチャーからのサイエンスコミュニケーションのアプローチ

近年、従来の枠を超えた斬新なサイエンスコミュニケーションの試みが注目を集めています。これらのアプローチは、ポップカルチャーの要素を積極的に取り入れることで、科学への新たな扉を開いています。

音楽を通じた科学の表現

音楽というメディアを活用した科学コミュニケーションの新たな取り組みとして、「研究とポップカルチャーの融合を掲げる」クリエイティブレーベル「Academimic」と高エネルギー加速器研究機構(KEK)のコラボレーションが注目されます。

2024年6月、Academimicは KEK/総合研究大学院大学の大谷将士助教のコミュニケーションパートナーとして、ミューオンをテーマにした楽曲「アトカタ-Muon meets ruins-」を制作・公開しました。この楽曲は、創作家・ボカロPの田口十る氏が作曲を手がけ、ミューオンの「透過」という特徴をテーマに、物質を通り抜ける際に残すミューオンのわずかな痕跡と、古代のピラミッド内部構造という、異なるスケールの「痕跡」を重ね合わせた音楽作品となっています。

このプロジェクトの革新的な点は、科学者との直接的な対話から生まれた楽曲であることです。大谷助教は「素粒子ミューオンをテーマに、科学と音楽が交差する新たな試みに参加し、研究とは異なる刺激を受けて非常に楽しい経験ができました」とコメントしており、研究者自身にとっても新たな発見の場となっています。田口十る氏は「作品を通して誰かに何か良い影響を与えたい」という理念のもと活動する創作家であり、科学的概念を詩的に表現することで、素粒子物理学という高度に専門的な分野を身近なものとして感じられる作品に仕上げました。

Academimicは100BANCHという未来創造拠点で活動し、「論文でも学会でもない新たなアウトプット」を目指して、研究に触れて生まれた感動や想像を様々なメディアで作品化しています。このような取り組みは、従来の教育的なアプローチとは一線を画し、感情や想像力に訴えかける新しいサイエンスコミュニケーションの形を提示しています。

擬人化による科学概念の親しみやすい表現

一方、視覚的なアプローチとして注目されているのが、科学概念の擬人化です。2024年に化学同人から出版された『元素楽章:擬人化でわかる元素の世界』は、元素の特性に基づくキャラクターデザインとフィクションの要素を融合させた、新しいタイプの科学教育コンテンツです。

この「元素楽章」プロジェクトは2021年3月から始動し、元素たちが住む「アスティオン大陸」という架空の世界を舞台に、錬金術の時代から現代に至るまでの元素の歴史や物語を描いています。各元素は独自の個性を持ったキャラクターとして表現され、その化学的性質や発見の歴史が物語の中に織り込まれています。

発売1週間で重版が決定するほどの人気を博したこの書籍は、中学生から大人まで、幅広い層に化学の面白さを伝えることに成功しています。従来の教科書的な説明では取っつきにくかった化学の概念が、魅力的なキャラクターとともに親しみやすく表現されることで、学習者の関心を引きつけています。

元素楽章については、ゲーム化がつい数日前に決定しており、中学生のころ元素周期表を見て化学への関心を強く引き付けられた経験からも個人的に楽しみです。

博物館におけるポップカルチャーを活用した科学展示

科学館・博物館においても、従来の展示手法にとらわれない革新的なアプローチが注目されています。日本科学未来館では、科学に興味のない人々にも足を運んでもらうための工夫として、アニメや音楽といったポップカルチャーの要素を積極的に取り入れた展示を展開しています。

アニメの世界観を活用した天文学展示

2025年3月から開催されている特別展「チ。―地球の運動について― 地球が動く」は、人気アニメ「チ。―地球の運動について―」の世界観を舞台に、地動説の歴史的研究から現代の観測技術までを学べる画期的な展示です。来場者は「地動説研究ノート」を手に、アニメの名場面を忠実に再現した体験型展示を巡りながら、古代の天体観測用機器「アストロラーベ」の体験や、満天の星が映し出される空間を通ることで、天文学の世界をより身近に感じることができます。

この展示の革新的な点は、「アニメの名場面を忠実に再現した体験型展示、迫力満点の映像、そしてアニメの世界をそのまま感じられるフォトスポット」により、単なる科学教育を超えて「没入感たっぷりに宇宙について楽しみながら探求できる展覧会」を実現していることです。

DJ体験を通じた量子コンピュータ理解

さらに注目すべきは、2025年4月から公開された常設展示「量子コンピュータ・ディスコ」です。この展示では、「まずDJ体験を通じて、量子コンピュータがどのように計算をするのかのイメージをつかみます」という斬新なアプローチを採用しています。来場者はディスコのような空間で、「ドラゴンクエスト序曲」や「残酷な天使のテーゼ」といった親しみやすい楽曲を使って、量子力学の「重ね合わせ」「位相」「もつれ」「測定」という複雑な概念を直感的に学ぶことができます。

https://qiqb.osaka-u.ac.jp/newstopics/news20250425(日本科学未来館量子コンピュータ・ディスコ)についてのプレスリリース

「ゲーム「ドラゴンクエスト」の音楽や、アニメ「ドラゴンボールZ」のテーマ曲、「残酷な天使のテーゼ」など、多くの人が聞いた覚えのある8曲を題材に選曲」することで、難解な量子コンピュータの原理を身近な音楽体験として提供しています。この展示では実際の量子コンピュータ・プログラミングで使用される操作を、DJ機材をモデルにした装置で体験できるため、「このDJで学んだ操作は、本物の量子コンピューター(を用いたシミュレーター)を動かすときにも使える」という実用性も兼ね備えています。

ポップカルチャーアプローチの教育的効果

これらの取り組みに共通するのは、科学を「難しいもの」「敷居の高いもの」から「楽しいもの」「体験できるもの」へと転換する発想です。アニメの物語性や音楽のリズム感といったエンターテインメント要素は、来場者の感情に訴えかけ、記憶に残りやすい学習体験を提供します。また、これらの展示は幅広い年齢層に対応しており、「大人から子どもまで、没入感たっぷりに」科学を楽しめる環境を創出しています。

これにより、科学に対して先入観や苦手意識を持つ人々にとって、新たなアプローチの糸口となり、科学館・博物館の来館者層の拡大にも貢献しています。

挫折しないためのサイエンスコミュニケーション

大学での理系教育において、多くの学生が直面する課題が「学習の挫折」です。高校まで数学や物理が得意だった学生でも、大学に入ってイプシロンデルタ論法や電磁気学で突然現れるベクトル解析などの高度な概念に出会うと、理解に苦しみ、最終的には授業に出席しなくなってしまうケースが多く見られます。このような学習の挫折を防ぐために、近年注目を集めているのが、大学生を対象とした新しい形のサイエンスコミュニケーションです。

ヨビノリの革新的アプローチ

その代表例として挙げられるのが、YouTubeチャンネル「予備校のノリで学ぶ『大学の数学・物理』」(略称:ヨビノリ)です。東京大学大学院修士課程を修了し、元予備校講師でもあるヨビノリたくみ氏が2017年に開設したこのチャンネルは、まさに「挫折しないためのサイエンスコミュニケーション」の実践例として高く評価されています。

ヨビノリたくみ氏は、自身の大学時代の経験を振り返り、「大学の勉強は非常に難しく、高校まで大好きだった科目も入学から数ヶ月もすれば挫折して授業に出なくなる・・・。なんてことがよくあると思います。でもそれって本当に難しさだけのせいですか?授業が分かりにくかっただけじゃないですか?」と問題提起しています。この視点から、「予備校での長年の経験、そして誰よりもユーモアを愛する講師が教える『ヨビノリ』の授業」を通じて、大学レベルの数学・物理を分かりやすく解説する動画を制作しています。

分かりやすさを重視した教育アプローチの重要性

ヨビノリの特徴は、予備校で培われた「分かりやすさ」を重視した教育手法を大学教育に応用している点です。複雑な数学的概念や物理法則を、段階的に丁寧に説明し、学習者がつまずきやすいポイントを先回りして解説することで、多くの大学生が抱える「理解の壁」を取り除いています。

この取り組みの社会的意義は非常に大きく、2023年には「科学技術分野の文部科学大臣表彰」科学技術賞(理解増進部門)を受賞しました。受賞理由は「インターネット動画配信による革新的な科学の理解増進」とされ、国レベルでその教育的価値が認められています。

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01224.html

科学に対する苦手意識を減らす意義

このような取り組みは、単なる学習支援を超えて、科学に対する苦手意識を減らす重要な役割を果たしています。大学初年次での挫折は、将来の科学技術人材の育成に深刻な影響を与えるだけでなく、科学リテラシーの向上という社会全体の課題にも関わってきます。

ヨビノリのようなプラットフォームは、従来の大学教育では手の届きにくい個別の学習ニーズに対応し、学習者一人ひとりのペースに合わせた理解を促進しています。これにより、科学分野から離脱する学生を減らし、長期的には科学技術立国としての日本の人材基盤を支える効果が期待されています。

また、このアプローチは大学生だけでなく、社会人の学び直しや一般市民の科学理解向上にも貢献しており、現代社会における多様な学習ニーズに応える新しいサイエンスコミュニケーションの形として注目されています。

https://www.jps.or.jp/information/2023/04/mext2023.php

ポップカルチャーアプローチの意義

これらの試みが示すのは、科学コミュニケーションにおけるエンターテインメント性の重要さです。冒頭で触れたように、科学への扉は多様であり、必ずしも科学そのものから開かれるわけではありません。音楽や物語、キャラクターといったポップカルチャーの要素は、科学に対して先入観や苦手意識を持つ人々にとって、新たなアプローチの糸口となります。

また、これらの取り組みは、科学を「難しいもの」「敷居の高いもの」ではなく、「楽しいもの」「身近なもの」として再定義する効果があります。SNS時代の現代において、このような視覚的・感覚的に訴えかけるコンテンツは、科学の魅力を広く社会に伝播させる強力な手段となっているのです。

日本と海外のサイエンスコミュニケーション:文化的背景と展開の比較

現代のサイエンスコミュニケーションを理解するためには、その展開において日本と欧米諸国との間に存在する文化的・歴史的背景の違いを認識することが重要です。科学史学者の佐々木力氏が指摘するように、西欧と日本では科学技術に対する根本的な認識に違いがあり、それがサイエンスコミュニケーションのあり方にも影響を与えています。

アプローチの根本的違い

欧米と日本のアプローチには根本的な違いが見られます。欧米では、王立研究所のような歴史ある機関が自発的に始めた活動が社会に根付き、それが政策に反映されるという「ボトムアップ」的展開が特徴的です。科学者個人の社会的責任意識や、研究機関の自主的な判断によるアウトリーチ活動が重視され、多様性と創造性に富んだ取り組みが生まれやすい環境があります。

対照的に、日本では政府の科学技術政策の一環として「トップダウン」的に体系化されたサイエンスコミュニケーションが展開されています。これにより全国規模での効率的な普及が可能になった一方で、画一的になりがちで、地域や個人の創意工夫が発揮されにくいという課題も指摘されています。

文化的背景と表現方法の違い

佐々木力氏が著作を通じて論じているように、近代西欧科学の思想的基盤と、それを後発的に受容した日本社会の科学認識には構造的な違いがあります。西欧では科学が宗教的世界観との葛藤を経て発展してきた歴史があり、科学の社会的意味について議論する文化的伝統が深く根付いています。これが、科学者が積極的に社会に向けて発言し、時には論争を恐れずに自説を主張するコミュニケーションスタイルの基盤となっています。

一方、日本における科学技術は、明治以降の近代化政策の中で「富国強兵」「殖産興業」の手段として受容されてきました。この結果、科学技術の効用や技術的側面の説明に重点が置かれがちで、科学技術の社会的・倫理的問題について深く議論する文化的基盤の形成が相対的に遅れています。日本のサイエンスコミュニケーションでは、調和を重視し、対立を避ける傾向があり、これが丁寧で親しみやすい一方で、時として重要な論点が曖昧になりがちという特徴として現れています。

今後の展望と相互学習

現代において、日本のサイエンスコミュニケーションは欧米の多様なアプローチを学びながらも、日本独自の文化的特性を活かした新しい形を模索しています。先述したポップカルチャーとの融合、アニメや音楽を活用した展示、「おもてなし」の精神を活かした丁寧な科学普及活動などは、日本ならではのアプローチとして国際的にも注目されています。

一方で、欧米も日本の組織的・体系的なアプローチから学ぶべき点があり、特に全国規模での効率的な科学教育普及や、政策と連動したサイエンスコミュニケーションの推進について関心を示しています。グローバル化が進む現代において、これらの異なるアプローチが相互に学び合い、各国の文化的特性を活かしたサイエンスコミュニケーションの多様性が、科学と社会のより豊かな関係構築に寄与することが期待されています。

おわりに

天体図鑑やテレビドラマ、そして「ロウソクの科学」のような書籍が示すように、科学との出会いは予期しない形で、多様な扉から始まります。サイエンスコミュニケーションの使命は、これらの扉を広く開き、できるだけ多くの人々が科学の魅力に触れる機会を提供することにあります。

現代社会が直面する複雑な課題を解決し、持続可能な未来を築くためには、科学者と市民、専門家と非専門家の間に橋を架ける、質の高いサイエンスコミュニケーションが不可欠です。私たち一人ひとりが、科学の面白さや重要性を周囲に伝える「サイエンスコミュニケーター」としての役割を担い、科学と社会をつなぐ架け橋となることが求められているのです。

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野村貴之
理学と哲学が好きです。昔は研究とかしてました。
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