楽天がPCに載せたのは、自社最大モデルの約100分の1にあたる70億パラメータ版でした。しかもオフラインで動く機能は、文章作成・翻訳・要約の3つだけです。それでも両社がこの提供開始を大きく打ち出したのは、モデルの性能ではなく、AIが配られる経路のほうに勝負どころがあるからです。
楽天グループと日本HPは2026年7月29日、日本国内のHP製PC向けに「Rakuten AI for Desktop」の提供を開始した。提供開始時点の対象は法人向けPCで、コンシューマー向けは2026年10月以降を予定する。オンデバイスモードでは、70億パラメータの日本語モデル「Rakuten AI 7B」のHP AI PC向け特別版「Rakuten AI 7B ONNX」が初めて公式にオンデバイス統合され、オフラインでも要約や翻訳、文章のリライトが可能である。
クラウドモードでは専門AIエージェントや「楽天エコシステム」に接続し、70を超える楽天サービスへのゲートウェイとして機能する。「Rakuten AI 7B」はMistral AIの「Mistral-7B-v0.1」を継続学習して開発された。提供形態はプリバンドルで、2025年11月の協業に基づく。
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楽天と日本HP、HP製PC向けに「Rakuten AI for Desktop」を提供開始

【編集部解説】
AIをどう作るかではなく、どう配るか。編集部がこの発表で最も重要だと考えるのは、その点です。
これまで日本の生成AI関連ニュースは、モデルの性能とパラメータ数を競う話が中心でした。今回楽天が選んだのは、PCメーカーの出荷ラインに、自社AIへアクセスする導線を組み込むという、まったく別の勝ち筋です。ユーザーがアプリストアを探すのではなく、買ったPCにすでに入口が用意されている。この「入口の確保」が実質的な意味を持つというのが、編集部の見立てです。
ここで正確に押さえておきたいのが配布形態です。両社は「従来のプリインストールとは異なるプリバンドル」と説明していますが、実体はアプリ本体の同梱ではなく、ダウンロードリンクのプリセットです。公式の利用手順も、タスクバーまたはスタートメニューのアイコンからWebサイトを開き、利用者自身がアプリをダウンロードする流れになっています。オンデバイスモードも、対応確認後に設定画面から別途インストールします。発表会の取材報道によれば、法人向けは7月29日出荷分から、個人向けは2026年10月以降の出荷分から順次適用されます。つまり配られているのはアプリではなく、アプリへの最短経路そのものです。
タイミングも偶然ではないでしょう。Windows 10の標準サポートが2025年10月14日に終了して以降、法人の端末更新が市場の需要要因として続く一方、PC市場自体はメモリ不足による価格上昇という逆風下にあります。IDCが2026年6月2日付のブログで示した予測では、同年の世界PC出荷は通年で11.3%減、第4四半期は最大20%減に達する可能性があり、平均販売価格は17%上昇となる見通しです。なお同月に更新された別の公式予測ページでは、平均販売価格の上昇率を18.3%としています。メモリ不足の意味ある緩和は2027年末以降とされています。数を伸ばしにくい局面で、1台あたりの付加価値をどう上げるか。日本HP側の答えの一つが、日本語に強いAIを標準導線として提供する取り組みだったと読めますが、これは編集部の解釈であり、同社が経営判断としてそう説明したわけではありません。
「70億」という選択のリアリズム
技術的にいちばん面白いのは、端末に載せたモデルのサイズです。
楽天は今年3月、GENIACの枠組みで開発した約7,000億パラメータのMoEモデル「Rakuten AI 3.0」を公開しています(規模は楽天の公称値。モデルカード上の総数は671B、1トークンあたりの稼働は37B)。それに対して、オンデバイスで動くのは70億パラメータの「Rakuten AI 7B」を量子化した特別版。総パラメータ数の単純比較では約100分の1です。ただしMoEは全パラメータを毎回稼働させる構成ではないため、実際の計算量が100対1になるわけではありません。
これは手抜きではなく、意図的な役割分担でしょう。ノートPCのメモリと電力で回せる現実的な範囲を見極め、そこに収まるサイズを選んだと推測できます。Rakuten AI 7Bは日本語向けにトークナイザーの語彙を32,000から48,000へ拡張しており、1トークンで扱える日本語の文字数が増えることで、学習と推論の処理効率が上がります。品質面を支えるのは、多段階のフィルタリングとアノテーションを経た日本語・英語データによる継続学習です。ちなみに楽天は15億パラメータのSLM「Rakuten AI 2.0 mini」も持っていますが、それでも7Bを選んだ判断には、品質と軽量性のどこに線を引いたかが表れているように見えます。サイズ選択の比較検討そのものは両社が公表していないため、ここは編集部の推測です。
実装面では、アプリ自体がMicrosoftの「Foundry Local」を活用して開発されています。これはMicrosoftの公式ブログで明示されている事実で、楽天・日本HP双方の7月29日付リリース本文には記載がありません。端末内でモデルを動かす実行基盤の相当部分をMicrosoftのFoundry Localに委ね、楽天は日本語モデルとエージェント体験に集中する構成とみられます。モデル名に「ONNX」が付いていることと合わせると、可搬性の高い形式で用意したモデルを、Microsoftのローカル推論基盤に載せる設計が見えてきます。推論基盤の相当部分をMicrosoftの技術に委ねる構成は、他メーカーのPCへ横展開する際の身軽さにもつながる可能性があります。ただし楽天が内部でどの範囲の推論コードを保有するか、他メーカーへの展開計画があるかは公表されていません。
もう一点補っておくと、Rakuten AI 7Bそのものは2024年3月からApache 2.0ライセンスでHugging Faceに公開されており、Transformersなどを使える技術者は以前から手元で動かせました。今回初めてなのは、モデルがローカルで動くこと自体ではなく、HP AI PC向けのONNX版が公式にオンデバイス統合されたという点です。言い換えれば、専門知識がなくてもPC上の案内から導入できる形になったこと。地味に聞こえますが、普及という観点ではこちらのほうが大きな変化です。
オンデバイスで「できること」は、現時点で3系統
ここは冷静に見ておきたい部分です。
オフラインで動くのは、文章作成・編集、翻訳、AI要約の3系統。検索、画像生成、動画生成、ボイスメモ、コーディング支援、問題解決、そして楽天市場や楽天トラベルといったエージェント群は、すべてクラウドモード専用です。
つまり「機密性の高い作業を端末内で完結できる」という訴求が現時点で公式に確認できるのは、文章処理系の範囲です。旅行の手配やショッピングをAIに任せる体験は、従来どおりクラウドに接続して行うことになります。ハイブリッドという言葉の内訳は、思っているより非対称です。
見落としやすい一文
利用手順の3番目に、こんな記述があります。使っているデバイスがオンデバイスモードに対応しているか、モード切り替え機能で確認できる、と。対応が確認できてはじめて、設定画面からオンデバイスモードをインストールできます。
プリバンドルの対象はゲーミングPC・シンクライアント・一部ワークステーションを除くHP製Windows PCと広く取られていますが、オンデバイス実行はPCに内蔵されたAI演算能力に依存します。発表会では楽天がCPU・GPU・NPUの処理能力を活用すると説明していますが、必要な性能水準やメモリ要件は公表されていません。どのプロセッサを優先的に使うかも明らかにされていません。
同じ導線がタスクバーやスタートメニューに用意されていても、手元の1台がローカル推論まで到達できるかは機種次第──という状況は起こり得ます。これは編集部の解釈ですが、法人IT部門が最初に押さえるべきは機能一覧よりも「自社の保有機種のどこまでが対応するか」でしょう。プリバンドルの「対象PC」と、オンデバイス対応機種の一覧は別物であり、後者は公開されていません。導入検討の実務で最初につまずくポイントになりそうです。あわせて、プリバンドル分のクラウドモード利用が無償なのか、利用上限や課金条件がどうなるのかについても、今回の発表では触れられていません。条件が未記載であって、無償・有償のいずれかが確定しているわけではありません。
個人向けが始まる秋が、本当の分岐点
2025年11月の協業発表時点では、個人向け・法人向けともに2026年春から夏にかけての提供が予定されていました。実際には法人向けが夏、個人向けが秋。順序と時期が整理された形です。
注目すべきは、個人向けの意味合いが法人向けとまったく違うことです。楽天市場・楽天トラベル・楽天ポイントなどへの導線を、タスクバーやスタートメニュー、そして導入後はフローティングアイコンやシステムトレイから呼び出せる。楽天が70を超えるサービスへの「ゲートウェイ」という表現を使っているのは、こうしたアクセス導線と、チャットから各サービスにつながる体験全体を指しています。
利便性は高い。同時に、購買を促す動機を持つ主体が、ユーザーの作業画面のすぐ隣に常駐するという構造も生まれます。楽天が語る「ローカルコンテキストの活用」は、AIがユーザーの状況を先回りして理解するための鍵ですが、どのファイルやアプリを参照し、その情報がどこまで端末内に留まるのかは公表されていません。個人向け提供の段階で、より丁寧な説明が求められる論点になるはずです。
日本語が、ハードウェアの差別化要因になる
長期的に見て面白いのは、この協業が「日本語であること」を競争優位として設計している点です。
グローバルのPCメーカーが同じシリコン、同じOS、同じ標準AIアシスタントを載せて並ぶなかで、日本市場向けに日本語最適化モデルをローカル実装する。Mistralのモデルを日本語向けに継続学習し、さらにHP PC向けに追加学習と量子化を施した工程を踏まえれば、ローカライズがソフトウェアの翻訳ではなく、モデルの重みとハードウェア最適化のレイヤーで行われ始めたと要約できます。
楽天はアプリのアップデートによる継続的な機能強化を掲げています。ただし追加機能や実装時期は未公表です。3系統から始まったオンデバイス側が、どこまでクラウド側の領域を取り込んでいくか。未来を触りたい読者にとって、確かめるべきポイントは明快です。あなたの次のPCは、ネットが切れた瞬間にどこまで賢いままでいてくれるのか。その答えが機種によって分かれ始めるのが、個人向け提供の始まる2026年秋以降だと編集部は見ています。
【関連記事】
楽天AI 2.0|日本語特化型の大規模言語モデルを無償公開、商用利用可能なMoEモデルで業界最高性能を実現
「Rakuten AI 2.0」と15億パラメータの「2.0 mini」をApache 2.0で公開した際の記事。SLM言及の裏付けとなる。
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エージェント型「Rakuten AI」が楽天市場アプリへ搭載された動き。楽天エコシステム横展開の起点として読める記事だ。
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楽天トラベルへの予約機能搭載を報じた記事。今回のクラウドモードで利用できるトラベル連携の前史にあたる内容である。
【編集部後記】
日本語に最適化したモデルを、日本のPCに載せる。その足場になっているのがMicrosoftのFoundry Localである事実は、両社の公式リリースのどこにも書かれていません。
国産モデルを端末で動かすほど、その下のランタイムを誰が握っているかが効いてきます。ソブリンAIという言葉が届く範囲は、モデルの重みまでなのか、それを走らせる土台までなのか。個人向けが始まる10月までに、この線引きを確かめておきたいところです。
【用語解説】
大規模言語モデル(LLM)
膨大なテキストで学習し、文章の生成・翻訳・要約などを行うAIモデル。規模はパラメータ数で示されるのが一般的だ。
パラメータ
モデル内部の重み(学習で調整される数値)の総数。「7B」は約70億個を意味する。一般にパラメータ数が多いほどモデルの保存容量は増えるが、実際の推論計算量はMoEなどの構造や量子化方式にも左右される。品質も学習データや構造、学習手法によって大きく異なる。
Rakuten AI 7B
楽天が2024年3月に公開した70億パラメータの日本語基盤モデル。Mistral-7B-v0.1の事前学習チェックポイントを基礎に継続学習して開発された。
Rakuten AI 7B ONNX
上記モデルをHP AI PC向けに継続学習・ファインチューニング・量子化して最適化した特別版。今回のオンデバイスモードで動作する実体である。量子化のビット数やファイル容量は公表されていない。
ONNX
機械学習モデルを異なるフレームワーク、推論エンジン、ハードウェア間で共通に扱うためのオープン形式。相互運用性の確保を目的として策定されている。
Foundry Local
Microsoftが提供する、アプリに組み込んで端末内でAIモデルを動かすためのローカルAIランタイム/SDK。同社の公式ブログによれば、今回のアプリはこれを活用して開発されている。Windowsの標準内蔵機能とは別のものだ。
量子化(Quantization)
モデル内部の数値の精度をあえて落とし、容量と計算負荷を削減する技術。ノートPCのような限られた環境でLLMを実用的に動かすために広く用いられる、代表的な軽量化・高速化手法だ。精度への影響は方式によって異なる。
トークナイザー(楽天発表では「拡張形態素解析器」)
文章を「トークン」と呼ばれる処理単位に分割するプログラム。Rakuten AI 7Bは語彙を32,000から48,000へ拡張し、1トークンで扱える日本語の文字数を増やして処理効率を高めている。
MoE(Mixture of Experts)
複数の「エキスパート」サブモデルを用意し、入力に応じて一部だけを稼働させる構成。総パラメータ数を大きくしつつ計算量を抑えられる。Rakuten AI 2.0(8x7B)および3.0で採用されている。
SLM(小規模言語モデル)
LLMと比べて相対的に小型な言語モデルの総称。リソースの限られた環境に向くものが多く、楽天は15億パラメータの「Rakuten AI 2.0 mini」を持つ。こちらはMoEではなくdense構成である。
オンデバイスAI/オンデバイスモード
クラウドに送信せず、端末内のプロセッサでAI処理を完結させる方式。通信不要・低遅延・データ非送信という利点がある。ただしこれはオンデバイス対応機能に限った話で、アプリ全体が一切通信しないという意味ではない。
クラウドモード
処理をインターネット経由のサーバー側で行う方式。大規模モデルや外部サービス連携を必要とする機能はこちらに依存する。
ハイブリッドAI
オンデバイスとクラウドを用途に応じて切り替える設計思想。今回の協業で両社が前面に打ち出したキーワードだ。
AI PC
NPU搭載機などを含む広い呼称で、要件はメーカーや製品によって異なる。日本HPは40〜60 TOPSのNPUを搭載する製品群を「次世代AI PC」として紹介している。なお40 TOPSはMicrosoftのCopilot+ PCの要件とも重なる水準だ。
NPU(Neural Processing Unit)
AI推論に特化した演算ユニット。特定のAIワークロードにおいてCPUやGPUより高い電力効率を発揮しやすく、バッテリー駆動のノートPCでのAI処理を現実的にする。あらゆる処理で優位というわけではない。
プリバンドル
アプリ本体を最初から入れておく「プリインストール」とは異なる提供形態。今回はダウンロードリンクを出荷時にプリセットする方式が採られている。
ローカルコンテキスト
端末内にあるファイルや作業状況といった、ユーザーの手元の文脈情報。AIがこれを参照できると支援の精度が上がるが、今回の製品が実際に読み取る対象や権限、保持・送信の条件は公表されていない。
楽天エコシステム(経済圏)
楽天市場・楽天トラベル・楽天モバイル・楽天ポイントなど、共通IDで結ばれた楽天のサービス群。今回の発表では70を超えるサービスが対象とされる。
GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)
経済産業省とNEDOが推進する、国内の生成AI開発力強化を目的としたプロジェクト。計算資源支援などを行い、Rakuten AI 3.0はこの枠組みで開発された。
Apache 2.0ライセンス
商用利用や改変を広く認めるオープンソースライセンス。Rakuten AI 7Bや3.0はこのライセンスで公開されている。利用にあたってはライセンス表示などの条件に従う必要がある。
Windows 10のサポート終了
Microsoftによる同OSの標準サポートが2025年10月14日に終了した。法人の端末更新需要を押し上げる要因となっている。なおESUやLTSCには例外がある。
専門AIエージェント
特定のサービスや目的に合わせて設計されたAI。今回は楽天市場や楽天トラベルなどサービス連携型と、英語コーチなど生活支援型が用意されている。
【参考リンク】
Rakuten AI for Desktop 公式ページ(HP製PC向け)(外部)
アプリの入手方法と、オンデバイスモードの対応確認手順を案内する公式ページ。プレスリリース内でも参照先として示されている。
Rakuten AI(楽天グループ AI特設サイト)(外部)
楽天のAI戦略を集約した企業サイト内の特設ページ。自社開発LLMや、各サービスへのAI実装がどこまで進んだかを確認できる。
Rakuten AI|大規模言語モデル(外部)
Rakuten AI 7Bから3.0までの自社LLM系譜と技術特徴を整理した公式ページ。規模やアーキテクチャの差を追える。
日本HP|日本HPと楽天、HP製PC向けに「Rakuten AI for Desktop」を提供開始(外部)
ハードウェア側から見た同一発表。HP Wolf SecurityによるAIワークロード保護など、楽天版には無い記述を含んでいる。
日本HP|Copilot+ PCとは? AI PCとの違い・法人PC選びの基本(外部)
AI PCとCopilot+ PCの違いや、NPU性能の目安を整理した日本HPの解説ページ。用語の前提を押さえる際に有用だ。
日本HP|次世代 AI PC(外部)
40〜60 TOPSのNPUを搭載する製品群を次世代AI PCとして紹介する公式ページ。機種選定の起点になるページだ。
楽天グループ|楽天と日本HP、HPのPCに「Rakuten AI」を初導入(外部)
今回の前提となる協業発表。提供予定が「2026年春から夏」と記載されており、実際の展開時期との差分を確認できる。
楽天グループ|楽天、日本語に最適化したオープンかつ高性能なLLMを公開(外部)
Rakuten AI 7Bシリーズ公開時の発表。オープンモデルとして提供された経緯と当時の日本語ベンチマーク評価を掲載。
Hugging Face|Rakuten/RakutenAI-7B(外部)
2024年3月から公開されている通常版のモデルカード。Apache 2.0での提供と語彙拡張の内容を一次情報で確認できる。
楽天グループ|「Rakuten AI 3.0」提供開始(外部)
GENIACの枠組みで開発された約7,000億パラメータのMoEモデルに関する発表。端末側モデルとの規模差が確認できる。
Hugging Face|Rakuten/RakutenAI-3.0(外部)
総パラメータ671B、1トークンあたり37B稼働というMoE構成を公開するモデルカード。公称値との対応を確認できる。
Rakuten Group|Rakuten AI 2.0/2.0 miniの提供開始(外部)
8x7BのMoEと15億パラメータのdense型SLMを公開した英語版発表。パラメータ数を本文で明記している点が有用だ。
Hugging Face|mistralai/Mistral-7B-v0.1(外部)
Rakuten AI 7Bの基盤となったMistral AIのオープンモデル。ライセンスとモデル仕様を公開する一次リポジトリ。
GitHub|Microsoft Foundry Local(外部)
Microsoftが公開するローカルAI実行基盤の公式リポジトリ。CPU・GPU・NPUの自動選択などの仕様を確認できる。
ONNX 公式サイト(外部)
機械学習モデルのオープン形式ONNXの公式サイト。相互運用性を目的とする設計思想と対応状況を確認できる。
経済産業省|GENIAC(外部)
生成AIの開発力強化を目的とした国のプロジェクトの公式ページ。計算資源支援などの制度概要を確認できる。
IDC|Worldwide Personal Computing Device Forecast(外部)
世界PC市場の出荷台数と平均販売価格の予測を公開する調査会社の公式ページ。平均販売価格18.3%上昇の根拠だ。
Microsoft Learn|Windows 10 Home and Pro ライフサイクル(外部)
Windows 10のサポート終了日と対象エディションを確認できる一次資料。更新需要への影響はIDC資料で確認できる。
【参考記事】
Rakuten and HP Launch Rakuten AI for Desktop on HP PCs(外部)
楽天による英語版の一次発表。コンシューマー向けを2026年10月と明記しており、日本語版より踏み込んだ表現になっている。
PC Market 2026: Memory Shortage Drives 11% Shipment Drop(IDC)(外部)
本文の市場データの一次出典。2026年の世界PC出荷11.3%減、平均販売価格17%上昇などの予測を示している。
Rakuten and HP Japan to Bring Rakuten AI to HP PCs(外部)
協業発表時の英語版一次情報。当時は個人向け・法人向けともに、提供を2026年春から夏に予定すると明記されていた。
Accelerate Edge AI Development with Foundry Local(Microsoft)(外部)
Rakuten AI for DesktopがFoundry Localを利用している事実を明記したMicrosoftの公式ブログ。実装面の一次出典だ。
日本HPが「Rakuten AI for Desktop」をPCにバンドル(ITmedia PC USER)(外部)
バンドルの実体がダウンロードリンクのプリセットである点と、法人7月29日/個人10月以降の出荷基準を報じている。
日本HPと楽天、HP製PCに「Rakuten AI for Desktop」プリバンドル(CoRRiENTE)(外部)
発表会取材記事。オンデバイス重視の3理由と、CPU・GPU・NPUを活用するというティン・ツァイ氏の説明を収録している。
Rakuten, HP launch hybrid AI desktop service on AI PCs in Japan(Telecompaper)(外部)
日本語LLMを商用PC上で公式にオンデバイス実行する初の事例と位置づける。提供形態はプリインストールではなく導線のプリセットだ。












